お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太によるスタッフへの“パワハラ臭”に対し、世間から拒否反応が相次いでいる。
梶原は6月25日、相方の西野亮廣とコンビのYouTubeチャンネル「毎週キングコング」に出演。両者ともにそれぞれの活動を、スタッフを含めたチームで行なっているが、そのスタッフらとの意思疎通に関する話題でトークは進んだ。
その中で、梶原は、ある日の撮影日程を調整中、スタッフの1人が妻と食事をするという予定を正直に申告してくれなかったことへの不満を表明。家庭の時間を何よりも大切だと考えているという梶原は、「いや、(正直に)言うたらエエやん!?今までも何回もそういうふうにやってきてるし、家族の時間を1番に考えろって、オレは言うてんの。記念日やったらなんぼでも休みにするし、言える空気の仲なはずなのに。何でそれを隠すの?」とカメラの手前にいるスタッフに向けて想いをぶつけた。
スタッフはこれに対し、「自分のことで全員のスケジュールが変わっちゃうっていうのはちょっと…」と説明。梶原は改めて「夫婦の時間って、大事やと思うねん。だから、そういう意味では言ってくれたらええやん」と不思議がっている。
しかし、冷静にこのやり取りを見ていた西野は、「何か、でも、あるんじゃないですか、言えない何かが。梶原サイドは言える空気だと思ってるかもしれないけど、スタッフは、『いや、そうは言っても、実際に言ったら(梶原が)変な事言うやんか』っていうのがあるかもしれない」と、スタッフサイドの本音を推察。さらに「オレが梶原チームの部下とかだったら、この感じを出されちゃうと(正直に)言えない。『気遣わんでええよ』は全く無駄で。普段の立ち振る舞いで、(梶原が)スネちゃうんじゃないか、怒っちゃうんじゃないか、と思わせてしまっている」と分析したのだ。
「西野は実際にYouTube動画のコメント欄にも、スタッフに対する梶原の言動から“パワハラ臭がする”との感想が届いているとも指摘しました。これに梶原は『そこはオレ、変わられへんねん。そういう会社でんねん』『辞めたけりゃ辞めたらいいし』などと開き直り。この様子に視聴者からは『“辞めたらいいし”って聞いてる側が辛い。支えてくれてるスタッフさんにそれを言ったらもう何も言えなくなる』とのコメントがあったほか、ネットにも『言うと不機嫌になるから言えないに決まってるやん』『いるよね、口では綺麗事を言うけど、自分の意にそぐわないことをされるとキレる人…』など、梶原の言動に呆れているような反応が上がっています」(テレビ誌ライター)
少なくとも、チーム梶原では、トップと部下の風通しが良いとは言えないようだ。
(木村慎吾)