狩野英孝がそこに分類されることは間違いないが、指摘した当の本人には自分のことがどう見えている?
元テレビ東京のフリーアナ・森香澄が6月27日に放送されたバラエティ番組「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)に出演。恋人選びの基準で苦手な男性の特徴について明かしている。
番組では、女性ゲストである森が狩野英孝、三四郎の小宮浩信、マヂカルラブリーの野田クリスタル、インディアンスの田渕章裕、コットンのきょん、お見送り芸人しんいち、ザ・マミィの酒井貴士の7人を、交際したい順番にランク付けした「付き合いたいランキング」を発表。
その結果、森は6位に狩野、最下位の7位にしんいちを選んだ。
「2人とも自分が上位に選ばれることに自信を見せていて、この順位には納得がいっていない様子でしたね。ただ、当の森は下位の2人に関しては迷うことなく決まっていたようです」(テレビ誌ライター)
森は、狩野を6位と下位にした理由を「私、基本的に自分が好きな人は好きじゃないんですよ」と、ナルシスト系の男性が苦手だと説明。しんいちについても、過去に別の番組で一緒に歌を歌う際に、必要以上に自分にアイコンタクトを取ってくるなど自分に自信がみなぎっていると感じたそうで、「それがちょっとムリでしたね」と、こちらもナルシストっぽさが最下位の決め手となったと話している。
ところが、これに視聴者から「え、森さん、それ自分のこと、言ってないか?」「自分のことを棚に上げるのは良くないだろ?」「英孝ちゃんは天然なナルシストだから好きだけど、あざとい系の森こそ無理なんだが…」と、特大ブーメランを指摘する声も目立っている。
「TikTokにダンス動画やメイク動画をアップし、精力的に力を入れている森にこそナルシスト的なものを感じてしまう人も多いようです。森に関してはもともと、あざとい系というイメージが強いですから、なおさらです」(エンタメ誌ライター)
ただ、森は6月15日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)にて、「私、けっこう外見にコンプレックスがあったので」と外見にコンプレックスがあることを告白。
「周り、キレイな人が多すぎて、ほんと、コンプレックスで。眉毛、まつ毛、痩身エステ、ヨガとかジムとか。全部自腹です。お給料半分ぐらい、美容で消えました」と、自分磨きにかなり資金を投入していることを明かしている。
「つまり本人は自分に自信が持てないタイプだと思い込んでいるようですね。しただ、この森の話を一通り聞き終えた後に、共演のアンガールズ・山根良顕は『“コンプレックスある”って、みんな“ウソばっかし”って思ってますよ』と、ズバリ指摘。番組MCのダウンタウン・松本人志も『気付いた?スタジオが一瞬、“クーッ”ってなった』と、森の『外見がコンプレックス』発言にスタジオが妙な空気になったことに触れていました。そもそも、自分に自信がなければテレビ東京を退社してインフルエンサーに転身するという発想も出てこない気もしますが…」(前出・エンタメ誌ライター)
結局のところ、ナルシストはナルシストのことが嫌い、ということか。ちなみに、森の付き合いたい芸人のその他の順位は、1位・田渕、2位・きょん、3位・野田、4位・小宮、5位に酒井だったが…。
(権田力也)