お笑いコンビ「ライス」の関町知弘が、タレント・川平慈英の秘密をツイッターで公開。驚きと感心の声が多数寄せられるなか、このツイート内容を大問題だと捉えている人も少なくないようだ。
関町は7月3日、居酒屋で体験した「嘘みたいな話」をツイート。店員から「今までのこちらの席のお会計なんですが、川平慈英さんにお支払いいただいておりますので」と明かされたという。
驚く関町らに対し、店員は「本当です。ちなみに楽天カードでお支払いいただきました」と告げたそうで、関町らは「クーーー!」と川平の口癖でその驚きぶりを表していた。
このツイートには<これは笑う><さすが楽天カードマン!>といった反応が続出。ただ関町のツイートには続報がなく、これが単なる作り話なのか、それとも本当に関町の体験談なのかは不明だ。だがどちらにしてもこのツイートには問題点があるという。
「作り話だとしたら、川平の名前を使って勝手に笑いを取ろうとしたセンスに呆れます。普段のツイートはせいぜい1万インプレッション前後なのに対し、今回のネタは1000万を突破。これは関町のセンスが良かったからではなく、川平と楽天カードの組み合わせがパワーワードとしてバズったからにすぎません」(芸能ライター)
そんな批判に加えて、これが実話だったとしたらもっと問題だというのである。
「川平慈英という芸能人がどんなクレジットカードを使っているのかは、立派な個人情報です。川平が楽天カードのテレビCMに出演しているからといって、プライベートまでさらされてよいわけではありません。川平の使用カードを関町に明かした店員の言動も問題ですし、それを『ネタ』として全世界に向けて発信した関町の責任はさらに重いでしょう」(前出・芸能ライター)
この手の話題では、某通信キャリアのテレビCMに出演していた芸能人が、プライベートでは別ブランドの携帯電話を使っていたという話もある。しかし本人が何のブランドを使っていようとも、自ら見せびらかせでもしない限り、それは立派なプライベート情報であり、世間にさらされるべきではないはずだ。
これがマイカーのようにひと目でわかるものであれば「T社のCMに出ているのに、外車に乗っていた」といった批判も避けられないところだろう。それに対してクレジットカードの種類を明かすというのは、財布の中身を明かすのと同じこと。ネタとして安易に消費すべきではない個人情報なのである。
「今回のツイートに関してはネタではないかとの指摘もあり、《ネタだとしたら面白くない》との声もあがっています。ネタだとしたら正直なところ、これがライスのクオリティと糾弾されるのもやむないところです」(前出・芸能ライター)
ともあれ関町のツイートにより、同じネタで川平をイジることが難しくなったのは確かなようだ。