「料理をもっと手軽に楽しみたい」と考えたとき、立ちはだかるのは食材のカットや下ごしらえの過程ではないでしょうか。ここが短時間でスムーズに済めば、調理時間を減らすことができますからね。そこで、“手間と時間を減らしたい”ときに選びたい食材を紹介していきましょう。同時に複数品を作りたいときなどにも役立ちますよ。
■カットするだけ・カット済み野菜
皮をむいてある野菜やカット済み野菜、そのまま料理に使える冷凍食品の野菜など、面倒な下処理をせずに使える野菜は時短にうってつけ。冷凍食品は日持ちするので、まとめ買いするときにもいいですね。疲れている日も、カットしたりそのままお鍋やフライパンに入れたりするだけで調理をスタートできるので、まな板と包丁を使う過程を大幅に削減できます。
■トッピングするだけで食べられるたんぱく源
サラダチキンやサラダ豆、豆腐、肉・魚料理の缶詰など、そのまま食べられるたんぱく源は、調理時間を短縮させつつも栄養バランスを整えたい場合にオススメです。ちぎった葉物野菜のうえにトッピングすればたんぱく質を補給できるサラダに、カットした野菜と一緒に炒めたり煮込んだりすれば立派な主菜に大変身してくれます。
■そのまま食べられるもの
カットするだけで食卓に並べることができるかまぼこや魚肉ソーセージ、ちくわ、出すだけでいい納豆など、調理をせずにそのまま食べられるものを加えることも調理時間短縮の一手。副菜として、品数を確保するのにもうってつけです。たんぱく源や彩りの確保にも役立ちますよ。
帰宅が遅くなってしまった日や疲れて「できれば料理をしたくない」と感じる日でも、サッと1品作ることができる食材を確保しておくと負担を軽減させやすいです。日々の料理のお供として、急な予定変更に対応するためのお守りとして、冷蔵庫に常備してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)