7月13日、池井戸潤の同名小説が原作の7月期のミステリードラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)がスタートする。都内で行われたその制作発表記者会見に、主演の中村倫也ほか、川口春奈、山本耕史、満島真之介、生瀬勝久ら出演者が登壇したのはさる7月1日のことだが、そこで、川口は自身の役どころについて「1人であらゆるところに出没する謎なキャラクター」と表現した。何でも、撮影初期は特にほかの出演者のとの絡みがなかったそうで、「崖とか、壺とか、そういったところで」撮影していたのだと口にした。
すると中村が「壺?『滝』つけないとね」と、やんわりツッコミを入れた。川口が慌てて「滝壺とか」と言い直し、笑いを誘ったものだが、ここで中村は、「壺の中に入ったのかなと思った。『鬼滅の刃』みたいなね」と続けたのだ。
「これに『鬼滅の刃』ファンが大いに反応しました。20年10月に公開された映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、404.3億円の興行収入日本1位を記録して社会現象に。去る2月3日から6月18日には、アニメ3期となる『刀鍛冶編』がフジテレビ系で放送。主人公らが敵対する1人に『玉壺(ぎょっこ)』という鬼が出てくるんですが、壺から壺に瞬間移動して、壺の中に人を招き入れ殺めるという特徴があります。それを知っていたとあって、『中村さん、鬼滅の刃観てるんだ。好感持てる!』との声も見受けられました」(ネットライター)
「鬼滅の刃」の剣士は「呼吸」で剣技に磨きをかけるが、まさに呼吸をはかった形の中村のツッコミだったようだ。
(所ひで/YouTubeライター)