子供の視点にはいつも、驚かされるものだ。
7月12日に放送された「2023FNS歌謡祭 夏」(フジテレビ系)にて和田アキ子が、話題沸騰中の4人組ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」と夢の競演を果たした。
新しい学校のリーダーズは楽曲「オトナブルー」のスマッシュヒットで、一般層にも知名度が向上。同曲はコード進行が和田のヒット曲「古い日記」とよく似ていることでも知られており、和田へのリスペクトが感じられると好評だ。
「今回の共演ではなんと『古い日記』と『オトナブルー』をマッシュアップし、それぞれの曲を組み合わせたパフォーマンスを披露。新しい学校のリーダーズたちが和田の歌唱に合わせて『アッコー!』とコールする場面も微笑ましく、両方のファンに大好評でした」(芸能ライター)
73歳の和田は高音部で多少不安定なところもありつつも、定評ある歌唱力を披露。50歳も年下の女子たちとの斬新なコラボを楽しんでいる様子が伝わっていた。
そんな和田に対し、新しい学校のリーダーズを目当てに「FNS歌謡祭」を観ていた小学生から、驚きのコメントが飛び出していたという。子育て中の女性誌ライターが耳打ちする。
「コラボを観た小学生の娘が、和田さんを観て『この人、歌えるの!?』とびっくり。和田さんの本業が歌手であることを小学生が知らないのも無理はないかと思ったのですが、彼女の真意は違っていました。どうやら和田さんのことをマツコ・デラックスのように女装しているオジサンだと思っていたようなのです」
たしかに小学生から見れば、和田もマツコもテレビ番組でMCを務めており、ゲストに対してタメ口でいろいろ注文を付けるという点では一緒。それゆえ同じタイプのタレントに見えても不思議はなさそうだ。
和田は今でも音楽番組で歌唱する機会が多いものの、小学生が見るような番組で歌うことはほとんどない。今回の「FNS歌謡祭」で新しい学校のリーダーズとコラボすることがなかったら、小学生が和田の歌唱シーンを観ることもなかっただろう。
「だからと言って娘が和田さんをネガティブに見ていたわけでもありません。新しい学校のリーダーズと楽しそうにコラボしている姿に《この人、優しそうだね》と言っていたのが印象的でしたね」(前出・女性誌ライター)
どうやら今回のコラボは、和田にとっても新しい学校のリーダーズにとってもWin-Winになっていたようだ。