代謝アップにつながるビタミン群や腸内環境を整えるのに役立つ食物繊維が豊富な「椎茸」。旨味成分もたっぷりで、日々の食卓に積極的に取り入れたい食材のひとつです。食べ方のバリエーションを増やしたい場合や、椎茸が苦手な子どもの克服メニューを探している場合は、次のような食べ方を試してみるのがオススメですよ。
■椎茸フライ
肉厚の椎茸を選ぶと、まるでお肉のような感覚で食べられる食べ応え抜群の「椎茸フライ」。軸を切り落とした椎茸に小麦粉をしっかりまぶし、卵、パン粉の順に潜らせて油で揚げれば完成です。軸の部分も同じ作り方で揚げると、椎茸を余すことなく楽しめます。こんがりきつね色になるまで揚げたらお皿に盛り付け、お好みで塩やソースをつけて食べましょう。
■椎茸とソーセージのおかか炒め
「ソーセージが入っている料理が大好き!」という子どもには、「椎茸とソーセージのおかか炒め」はいかがでしょうか。魚肉ソーセージとウインナーをお好みで使い分けると、違った味わいを楽しめますよ。椎茸とソーセージを食べやすい大きさにカットしたらオリーブオイルを温めたフライパンで炒め、醤油を適量加えてこんがり仕上げます。火をとめてたっぷりの鰹節を加えて混ぜれば出来上がり!
■椎茸ステーキ
椎茸の旨味が大好きな子どもには、シンプルな「椎茸ステーキ」を。椎茸の軸を切り落としたら、油を温めたフライパンに軸側を下にして並べ、蓋をして弱火で2分ほど蒸し焼きにします。椎茸をひっくり返したら蓋を開けたまま中火で2分ほど焼き付け、傘の中に椎茸のだし汁が溜まったら出来上がりです。バター醤油で味付けしても美味しいですよ。
食物繊維が豊富な椎茸は、食事での満足感を高めるのにもうってつけです。食物繊維も摂り過ぎれば不調の原因になりますから、他の食材とのバランスを調整しながら楽しんでくださいね。
(Nao Kiyota)