女優・広末涼子が7月23日、所属事務所の公式サイトを通じて、キャンドル・ジュン氏との離婚が成立したことを発表した。
広末は「私事ではありますが、私と広末順さんは話し合いをした上で、離婚することに合意し、離婚届を提出いたしました」と報告し、「子供たちの親権につきましては、私が親権者として、これまで通り子供たちと一緒に生活することとしています」とも伝えた。
6月に有名シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられ、大きく世間を騒がせた広末。スクープから1カ月半でのキャンドル氏との離婚となったが、やはり世間が驚いたのは広末サイドが親権を確保した点だろう。「離婚の原因を作った側が親権を取るのか」「された側なのになぜか妻子を同時に失うキャンドルさん」などの声がネット上に集まったものの、キャンドル氏への“同情一色”とはならなかったのは、どことなく漂う「モラハラ感」が原因なのかもしれない。
「不倫報道から1週間あまりたってキャンドル氏は単独での会見を開いていますが、そこで広末の家庭内での不安定な様子や精神状態の詳細を明かすことで、彼女の“火遊び”を擁護するような口ぶりを見せました。しかし、これには『今後の広末を一生支配しようとしてそう』『妻をかばってるようでモラルをかざして追い込んでる』などの反応が寄せられ、波紋を呼ぶことに。また、6月26日には『週刊女性PRIME』がキャンドル氏の過去の暴行疑惑をスクープ。それによると、2019年にキャンドル氏のもとで働いていた男性スタッフの髪の毛を掴んで引きずり回し殴打したといいます。これら一連の情報から、世間には“キャンドル氏はモラハラ男”との印象が根付き、今回の親権にまつわる発表についても『キャンドル氏のDVがヤバいっていうのが本当なら広末のほうが(親権を持つのが)マシかも』『暴行疑惑の報道が出たのが不利になったのかな』『パワハラの件もだし、経済力もあるでしょ』など、“致し方なし”と見る向きも多かったですね」(テレビ誌ライター)
また、不貞報道直後に登壇したイベントで、キャンドル氏は「しっかりとこの後、けじめをつけますので、みなさんお楽しみに」とも発言し、物議を醸していた。
この「お楽しみに」発言については、7月25日にキャンドル氏の代理人弁護士名で発表した声明文の中で、〈歪曲して世間の皆様に伝わって〉しまったものだと説明しているが、思えばこの頃から、同氏の“モラハラ臭”は、そこはかとなく漏れていたとも言えそうだ。
(木村慎吾)