元卓球日本代表で五輪メダリストの福原愛と元夫で台湾代表の江宏傑氏の長男をめぐる親権問題に関し、お笑いコンビ・NONSTYLEの井上裕介が「夫婦内で解決せえよ」と疑問視している。
福原さんと江氏は2016年に結婚し、17年に長女、19年には長男をもうけたが、21年に福原さんの不倫報道が出ると、同年7月に離婚を発表。2人の子供は共同親権となり、当初は江氏と共に台湾で暮らしていた。が、22年7月に福原さんが面会のために訪台し、夏休み限定で長男を連れて日本に帰国。そのまま江氏との連絡を拒み、江氏は長男の引き渡しを命じる保全命令が出されたことを日本外国特派員協会での会見で公表した。
江氏は、福原さんがこれに応じない場合、未成年者誘拐罪での刑事告訴も視野に入れているとし、事態が泥沼化する可能性もある。
この問題を取り上げた7月29日放送「あさパラS」(読売テレビ)で、意見を求められた井上は「正直、元ダンナ様、会見までせなアカンかという話。夫婦内で解決せえよ、と思ってまう。会見するぐらいのことをしてしまうダンナさんやったら、(なぜ)今まで何もしてこなかったんかな、と勝手に思ってしまいます」とコメント。続けて「こんな大事にせずにクローズでしてほしかった」と、2人で内々に話し合うべき事案だったと述べている。
「一部では江氏のモラハラ報道もありましたが、そもそもの離婚の大きなキッカケとなった不倫騒動を起こしたのが福原さんなので、世間からの反発はやむなしでしょう。また、28日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、亀井正貴弁護士が、過去に一方の親が子供を連れ去った結果、『未成年者誘拐罪で処罰された例もある』と実際の判例を紹介しています。もちろん、福原さん側は今回の審判が1審であり、最終的な判断ではないと反論していますが、井上の“会見までする必要ない”“夫婦で解決しろ”との悠長な見解には、『福原が約束を守ろうとしないから非常手段に訴えるしかないのだと思います』『井上さんズレてますよ。これは有名な元アスリートによる誘拐事件です』『コメントするならきちんと事態を把握してほしいです』とのツッコミが並びました」(テレビ誌ライター)
もはや“家庭内で円満に話し合うべき”といったレベルを超えているというのが現状だといえそうだ。
(木村慎吾)