2021年にNHK BSプレミアム、2022年にNHK「レギュラー番組への道」の中の1作として放送され、2023年1月11日から3月1日まで、NHK「若年層ターゲットゾーン」水曜日の番組として放送された武術をテーマにした教養番組「明鏡止水~武のKAMIWAZA~」が「明鏡止水~武のSEKIGAHARA~」となって8月16日23時から放送される。
武術を知らない人でもこの番組に魅せられる人が多いのは、登場する武術の達人たちもさることながら、MCを務めるアイドルであり役者でもある「武術翻訳家」の岡田准一から伝わる「武術愛」「武道愛」の深さ、広さに尽きるだろう。
今年3月1日に放送された「護身の拳」がテーマだった放送回はすでに語り草になっており、特に岡田が「立ち技最強」と称されるムエタイの達人である社団法人日本ムエタイ協会会長・鴇稔之氏を相手に、蹴り速射連撃をわかりやすい解説付きで披露する様子は、呼吸するのも忘れてしまいそうになるほどの迫力と説得力。また、ムエタイの中では知られざる「首相撲」と呼ばれる技を鴇氏にかけられた岡田は、苦しそうに咳込みながらも「倒されたい」と発言。ネット上では「抱かれたい」と言っているかのように聞こえたと指摘する声が相次いだ。
「7月22日放送の『土スタ』(NHK)に生出演した岡田は、翌23日放送の大河ドラマ『どうする家康』で織田信長として退場するため番宣出演していましたが、番組終了4分ほど前に、8月16日放送の『明鏡止水』に関する番宣を許されたとたん、様子がガラリと変化。声は大きくなり、目がらんらんと光り、座っていた姿勢はグッと前のめりになり、体温とテンションがギュンと爆上がりしたのが伝わってきたんです。今や岡田はアイドルよりも役者よりも、武術翻訳家としての使命に燃えているんだな、楽しくて仕方がないんだなと感じました」(テレビ誌ライター)
「明鏡止水」をまだ見たことがない人は、ぜひとも岡田のコアな部分を体感しながら、8月16日の放送でその熱に飲み込まれてみてほしい。