NHKは7月31日、2024年前期放送の朝ドラ「虎に翼」の新キャストを発表。女優・石田ゆり子がヒロインの母を務めることが発表され、ネット上では驚きの声が続出している。
同ドラマの主演は伊藤沙莉が務め、日本初の女性弁護士、そして裁判官となる寅子の人生が描かれる。石田が演じるのは寅子の母・猪爪はる。家事も金の管理もきちんとやるしっかり者という設定だ。石田は「連続テレビ小説に出演するのは実は今回が初めてです。歴史ある番組に参加できる喜びを噛み締めております。この素晴らしい物語の中を、誠心誠意生き抜くことができるよう、精進致します」とコメントしているが、ネット上では石田の朝ドラ出演が初めてだったことについて驚きの声が上がっている。いわく、「妹さんは主演だったけど、ゆり子さんも朝ドラ歴有ると思ったら意外にも初なんだね」「今まで朝ドラ未出演とは、意外でしたね。そう言えば、妹の石田ひかりさんは主演されていましたね」といった具合で、妹の石田ひかりと絡めて反応する声が目立った。「妹のひかりが主演を務めたのは、1992年後期放送の朝ドラ『ひらり』で、平均視聴率36.9%、最高視聴率42.9%と好評を博しました。最近の朝ドラでは広瀬アリス・すず姉妹や上白石萌音・萌歌姉妹などがそれぞれ朝ドラに出演しているため、ひかりが31年前に主演を務めていたのなら、姉のゆり子も別の作品に出演していたと思い込んでいた人が多かったようです」(芸能記者)
妹の主演から実に30年以上を経て、自身も朝ドラ出演を果たした石田ゆり子。まさに、女優として「満を持した」タイミングでの演技に期待したい。
(柏原廉)