梅雨が終わった今、カラッとしたお天気の日に布団を干して、気持ちよく眠りにつきたいですよね。ところで、みなさんは正しい「布団の干し方」ってご存知ですか? 意外と間違っていることもあるものです。早速確認していきましょう。
■干すときは叩かず軽くはらうのが正解
布団を干したとき、トントンと布団を叩いていませんか? 実は、このように叩くのは間違っているのだとか。家事研究家の髙橋ゆきさんの著書「ズボラさんでも暮らしが整う楽ラク家事」(主婦の友社刊)によれば、布団を強く叩くと、表面のほこりが奥のほうに行ってしまうので、軽く払うのが鉄則なんだそう。これは今すぐ実践したいですね。
■早朝や夕方に干すのはNG
布団を干す時間は、朝の10時から午後の3時くらいまでが理想。なぜなら、早朝や夕方に干すと、太陽の光が弱くて湿ってしまいやすいのだとか。できるだけカラッとした、湿気の少ない時間や時期に干すのが鉄則のようです。
■羽毛布団は干してはいけない?
高級な羽毛布団こそ天日に干したくなりますが、実はNGといわれています。その理由は、 羽毛布団の側生地は綿やポリエステルでできていますが、これらの素材には長時間紫外線が当たると劣化してしまう性質があるから。 干し過ぎると側生地を傷めることにもなりかねないそうです。
布団の干し方って、意外にもコツがあるようですね。寝汗をかきやすい夏、正しく布団を干して常に清潔な状態に準備しておきましょう。