南野陽子、坂上忍もドン引きした「全盛期の仰天ギャラ事情」

 トップアイドル全盛期のまさかの“給与額”に共演者も仰天した。女優・南野陽子が8月13日に放送された「行列のできる相談所」(日本テレビ系)で当時を回想したトークが話題だ。

 この日の放送では「1967年生まれ」の有名人がスタジオに集結し、南野は同じく67年生まれの俳優・坂上忍らと登場。兵庫県伊丹市出身の南野について、同県宝塚市出身のお笑い芸人・東野幸治は、若い頃より「伊丹にもの凄い可愛い子がいるって、スゴい噂になってた」と明かすなど、南野の“美少女伝説”が紹介された。

 ただ、1987年、人気絶頂だった20歳の頃に出演した映画「スケバン刑事」では大ブレイクを果たすも、事務所から支払われていたギャラは驚きの金額だったようだ。坂上は「あの時はトップアイドルだったんです。強烈に覚えているのが、ギャラの話になって、これだけ売れていたから『いったいいくら、もらってんの?』って聞いた」と南野本人に金額を尋ねたことがあると告白。続けて「衝撃だったのが、『私は3万円です』って。月(のギャラ)だよ!」と明かすと、これに南野も首を縦に振りながら「最初3万円から始まってるんです」と認めていた。

「東野によると、南野と同じく昭和の歌謡界を盛り上げた国民的人気デュオのピンク・レディーも、月収5万円の時期があったと聞いたことがあるそうです。南野といえば、5月に更新されたYouTubeチャンネル『丈熱BAR』にゲスト出演した際、17歳の頃の多忙ぶりについて言及。歌手やグラビア活動が本格化した芸能活動だけでなく、高校にも通っていたことの大変さを振り返るとともに、あまりの時間の無さから楽屋にベッドを置いて泊まったこともあったと語っています。それだけのハードスケジュールをこなしながら、ギャラは月3万円からのスタートという驚きの実態が明かされ、世間からは『そりゃ独立考えますわな』『やっぱり若者はこき使われるんだなぁ』などと同情する反応が寄せられました」(テレビ誌ライター)

 南野は、2015年2月放送の「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ系)でも、初めの1年間は毎月3万円の給料しかもらえず、2年目になっても月6万円に上がるのみだったと説明。当時110円だった鮭のおにぎりを我慢し、100円のおかかを選んでいたと懐かしんでいた。

 デビューから数年後には早々と独立を果たした背景には金銭的な事情もあったのか。

(木村慎吾)

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