ロックバンド「KEYTALK」の首藤義勝が、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」をディスった件が波紋を呼んでいる。
首藤は8月12日、「某“一発どり系”YouTube」に対して「初めて聴いたけどピッチ修正ゴリゴリやってるね」とX(旧ツイッター)で批判。さらには「ハリボテのエンタメで若い才能を騙す行為はクソだ」と綴り、当該チャンネルをクソ呼ばわりしていた。
続けて「消しなさいと怒られております」と投稿したものの、最後は「THE FIRST TAKEはクソ」と具体的なチャンネル名を名指し。この発言を巡って賛否両論が沸き起こる事態となっている。
「首藤の発言を巡っては《ついに言ってくれた》《スキっとした》などと好意的な反応もある一方で、《疲れてますね》《そろそろ落ち着いて》と諫める声も。なかには《不愉快になりました》《嫉妬かな》といった反発も少なくありません。もっとも音楽業界的にはほぼ黙殺されており、当の『THE FIRST TAKE』側も一切反応していない状況です」(音楽ライター)
メジャーデビューから10年が経ち、日本武道館や横浜アリーナでもライブを成功させている人気バンドとあって、素っ頓狂な発言は驚きと戸惑いを呼んでいるようだ。
そんななか、とある人気音楽グループのファンから今回の発言に対する呆れ声が飛んでいるという。
首藤がツイートした前日の「THE FIRST TAKE」には、人気レゲエグループの湘南乃風が登場。代表曲の「純恋歌」を一発撮りパフォーマンスで披露していた。そのタイミングゆえ、首藤の発言が湘南乃風をディスっているように読めてしまうのも無理のないところだろう。
「ただ首藤の所属するKEYTALKは、湘南乃風と良好な関係にあります。2014年の夏祭りライブではKEYTALKが『純恋歌』を披露していたほか、2017年にはフェスイベントでKEYTALKが湘南乃風の若旦那とセッション。ラジオ番組でも共演するなどお互いに実力を認め合っている関係です。それゆえ首藤が湘南乃風をディスるとは考えづらく、あまりの間の悪さに湘南乃風ファンも《なにやってんだか》と呆れるばかりですね」(前出・音楽ライター)
どうやらこのまま沈静化していきそうな首藤の“爆弾発言”。周りに「消しなさい」と諫める人がいることは、彼にとっても幸せなことなのかもしれない。