芸人さんのように、いつも話が面白い人が好き。そんな女性は多いようですね。でも、実際にそういう男性と付き合った経験のある女性は、「芸人風男子」に対してちょっと否定的です。もちろん、みんながダメというわけではありませんよ。ただ、NGを出している女性たちが意外と多いのです。なぜでしょうか。詳しくみていきましょう。
■いつも話にオチをつけるから大事な話をちゃんとできない
「カレに今夜の夕食の相談をしても、ちゃかしてギャグばかり言って会話にならない」という女性がいます。これくらいのことならまだいいのですが、自分の両親の不仲の相談をしても、彼と自分の未来について話し合おうとしても、いつも「そりゃ〇〇だわな、アハハハハ!」と、ひとりで笑って話をそらしがちなんだとか。「ねえ、たまには真面目に話してよ」と言うと、「なんで眉間にしわ寄せて血相をかえてるの? アハハー」と、また笑いで終わらせようとしまうそうです。
■楽しい人に見えるけど、実は神経質でネガティブなタイプ
付き合う前は「楽しい人」と思っていたけれど、実際に付き合い始めると、急に黙り込んで何を話しかけても答えてくれないときが多々。機嫌のいいときと悪いときの差がすごくて、何を話しかけていいのか分からなくなる。よく考えてみたら、常に“ネタ”を考えているように生きているのだから、ナーバスで疲れやすいのも当然なのかも……と、そんなときはそっとしておくそうですが、そうやって「気を使いながら過ごすことに疲れ果てた」という女性もいます。
■本心をみせないから、信頼関係を築けない
いつも周囲を楽しませようとしているカレ。だから、自分が苦しんだり悲しんだりしていても、そんな姿を誰にも見せようとしない。両親が他界したり、仕事で大失敗をしたときでさえも、彼女には落ち込んだ姿をまったくみせない。心配させまいとしているのかもしれませんが、女性としては、本心がいつもみえなくて寂しさを感じてしまいますよね。
いかがでしょうか? 確かに、「そうそう」と感じる部分が多いですよね。「楽しい人と付き合いたい」という女性は多いですが、実際には誰にだって違う側面もあることを知っておきたいものです。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。