「家族と過ごしていると、モノが多くてリビングが雑然としてしまう……」と悩んでいませんか? リビングを家族全員が快適に過ごせる空間にするためには、“使いたいときにすぐに手に取れる状態での収納”が重要です。次のようなアイテムを活用すると、ご家庭にあった収納を実現しやすくなりますよ。
■高さを自由に変えられる棚を導入する
収納棚はモノを“隠せる”便利アイテムですが、「小さなものしか入れられない」「大き過ぎて中に何を入れているか分かりにくい」など、使いにくさを感じることもありますよね。でも、奥行を変えることは難しいですが、高さを自由に変えられるものなら、そうした使いにくさも解消できるかもしれません。扇風機のような大きなものを入れたり細かいものを収納したり、入れたいものが取り出しやすい場所に入れられるようになりますよ。
■壁面収納で収納量を増やす
「棚を置いたくらいでは収納が足りない」「欲しい大きさの棚を数種類並べるとデザインの統一感を出しにくい」などの悩みがある場合にオススメなのが壁面収納です。“リビングの壁を一面収納棚に変えてしまう”という方法で、棚や引き出しだけでなく、テレビを設置する空間やデスクを入れ込むこともできます。ご自宅の壁の大きさや実現したい収納法によって、カスタマイズもしやすいですよ。
■モノを減らす
収納ばかりに気を取られると見失いがちなのが、「不要なものを置かないようにする」こと。収納方法に悩むよりも、収納量を減らすほうがずっとストレスフルだということも多いものです。収納を工夫するタイミングは、必要なものとそうでないものとを見直すチャンス。収納力を高めつつ、室内のものを本当に必要なものだけにしていくことで、収納に余裕が生まれ、満足感が維持しやすくなりますよ。
収納した末に使いやすいかどうか、そもそも収納が必要かどうかに目を向けると、どこに何を置いておくべきかを判断しやすくなります。収納グッズの力も借りながら、ご家庭に合った収納の在り方をみつけてみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)