人気お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二に危機が到来だ。8月17日付の「FRIDAYデジタル」にて、九州のクラブ嬢と関係を持っていたことがスクープされたもの。
斉藤は2017年にタレントの瀬戸サオリと結婚。報道後には妻の瀬戸がインスタグラムに「しっかり叱責し夫も反省しております」と投稿し、さらには「夫の遊びは覚悟の上で結婚しましたので 小さなことは見逃してきました」と、芸人の妻らしい矜持を示す場面もあった。
斉藤本人もX(旧ツイッター)にて関係者に謝罪し、「深く反省し家族を大切に生活していきます」と表明。即座に非を認めて謝罪したことで、火消しには成功した感もある。
だが今回の不倫騒動が斉藤にとって、重要な仕事をひとつ失う恐れを生んでいるとの指摘もあるようだ。
「斉藤は2022年1月12日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)にてドッキリの餌食に。相方の太田博久から電話で《不倫を週刊誌に撮られた》と相談されるもので、この時は『歩きながら電話してる人 相手から衝撃的なこと伝えられたら立ち止まる説』の検証となっていました。ここで斉藤は太田を『まず奥さんに言って、ウソなくちゃんとしゃべって』と真摯な表情で諭し、さらには『守んなきゃいけないのはまず家族』と、太田の妻でモデルの近藤千尋や子供たちのことを案じていたのです」(テレビ誌ライター)
水ダウではそんな斉藤を「神対応」ともちあげ、検証結果では「有事の際の相談は斉藤まで」とのテロップまで表示していた。
ところがそこから1年5カ月後の今年6月、当の本人が九州のクラブで火遊びをしでかしていたのだから、斉藤を神扱いしていた水ダウとしてはメンツをつぶされた形ではないだろうか。これではもはや人気番組からの出禁は避けられないところか。
「普通のバラエティ番組なら制作陣が『俺たちの顔に泥塗ってんのか!』と激怒するところでしょう。とはいえ一筋縄ではいかないのが、天下の水ダウ。むしろ今回の騒動をチャンスと捉えている可能性もありそうです」(前出・テレビ誌ライター)
なにしろ水ダウと言えば、後輩へのパワハラ騒動で好感度がダダ下がったTKO木下隆行を「マツケンサンバを踊りながら泣くことなど出来ない」というおちゃらけ企画で起用した実績が知られている。
その相方で投資騒動をしでかしたTKO木本武宏も、「説教中に曲の歌詞自然に盛り込むこと可能説」の検証に駆り出すなど、テレビ業界の常識を覆すタレント起用には定評のある番組だ。
「そんな水ダウなら、斉藤に対して後輩が不倫の悩みを相談するといったドッキリもたやすいもの。そういった想像を軽く上回るレベルの、とんでもないドッキリにも期待したいところです」(前出・テレビ誌ライター)
お笑い好きのあいだでは、水ダウに徹底的にイジられることが、不祥事をしでかした芸人にとってはむしろ禊になるとの見方もあるほど。視聴者も斉藤が水ダウでイジられることに期待しているのかもしれない。