ジャニーズJr.育成を統括する「ジャニーズアイランド」社長で、元V6の井ノ原快彦が8月20日、炎上中の「美 少年」メンバー・那須雄登と佐藤龍我、金指一世への処遇について言及した。
この日、東京ドームでは東西合わせて約200人のJr.が一堂に会したコンサート「ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」が千秋楽を迎えたが、開演前に井ノ原がスポーツ紙などの取材に応じた。那須は佐藤が撮影した、劇場の楽屋でシュークリームを壁に投げつけている5年ほど前の動画が、金指は寝顔のプライベート写真がネットに流出したことで目下世間を騒がせているが、その彼らに謹慎処分を下すことはなく、活動を継続する方針を取ったという。
井ノ原は「これから彼らはいろいろな人にいろいろな目で見られると思う。それをしっかり引き受けて、下の者にその大変さや責任の重さを伝える義務がある」と述べると、「甘いとか厳しいとか、僕の判断に対しては何と言われてもいい。彼らがどういう大人になるかが大事」とも話した。
「井ノ原といえば、ジャニーズアイランドの社長就任が発表された際、私生活でも交流があるタレントの鈴木紗理奈が『ピッタリだと思う』と太鼓判を押しました。何でも、鈴木の息子が小1の頃、テストで名前を書き忘れ0点を取り、鈴木が『怒った方がいいよね?』と相談したところ、井ノ原は『オレに任せて』と言って息子のもとへ行き、『お前、0点取ったんだってな。スゴいな。人生で0点取るなんて今日しかない。今日のこと忘れんなよ。めっちゃいい思い出だ、万歳!』と話しかけ、前向きに解釈するよう優しく諭したんだそうです。鈴木は『本当に子育ても上手で、いい先輩』と感動したとのことですが、翻って今回の『美 少年』のケース、とりわけ那須への“活動継続”についてはネット上では、『甘々です』『一度しっかり責任を取らせなければいけないと思うよ』『処分をしっかりしないとファンも応援しづらい』『我が子のように思ってるんだろうけど、ビジネスと子育ては違う』などと苦言を呈する人が目立ちますね」(テレビ誌ライター)
この日、「賛否あると思いますけど、おわびとともに責任を果たして、皆さんを幸せにできるくらいのスターになってほしい」とも語っていた井ノ原。「美 少年」が今後どのような形で成長していくか次第で、井ノ原の判断が正しかったかどうかも問われることになるだろう。
(木村慎吾)