タレントの“あのちゃん”が、大物女優・泉ピン子に何のためらいもなくタメ口をきく―。そんな“戦慄の瞬間”を、ナインティナインの岡村隆史が振り返った。
8月19日放送の「おかべろ」(関西テレビ)にゲストとして登場したあのちゃん。進行役のNONSTYLE・石田明が「そういえば出たんですよね?岡村さんの番組に。その時に(岡村が)結構ハラハラしたと」と岡村に尋ねた。
あのちゃんは6月に放送されたナイナイがMCを務める「ぐるナイSP」(日本テレビ系)に、泉と出演していたが、何でも、その際にハラハラするような場面があったというのだ。岡村は、石田からの問いに「そうそう。泉ピン子さんにいきなりタメ口で『ピン子』ぐらいの感じでいくから、『わっ!』って思ったけど、ピン子さんが全然あのちゃんに『いいねぇ~』ってなったのよ。すごい友達みたいな感じで」とし、収録時の泉の予想外の対応に驚いたようだ。
そのため、岡村は一瞬、あのちゃんと泉が前々から親しい間柄にあったのかと思いきや、実際には「初めまして」な関係だったことが発覚。岡村は「スゴいやろ。こっちはピリピリしてんのに、全然そんな感じもなく」と、あのちゃんの物怖じしない性格を語るも、あのちゃんによると「ずっと『ピン子ちゃん』って言ってて」「怒ってなかったから、“大丈夫なんだ、よかった”と思ったけど、オンエアーは全カットでした」とのこと。収録中、泉を「ピン子ちゃん」と呼んだシーンは全てカットされていたというのだ。
これに岡村は「ほんならアレちゃう?ピン子さんとこの事務所の判断ちゃう?」と指摘すると、石田は「もしくは楽屋に戻った途端に(テーブルを)グアーッ!」と、泉本人が後になってブチ切れた可能性をあげていた。
「番組制作サイドが編集時にそのまま放送された場合のあのちゃんの炎上リスクを考慮したのか、泉サイドからのクレームがあったのか、真相は謎です。ただ、初対面でいきなり“ピン子ちゃん”とタメ口をぶっ込んでしまった彼女には、視聴者からは、『楽屋で挨拶して話を通しておかないと長続きはできないだろうね』『数年後にどんな感じになっているか』とネット上に心配する意見が寄せられていましたね。少なくとも泉は収録中は笑顔だったようですが、どの大御所タレントも泉のように大人の態度でいてくれるかはわかりません。まずは関係性を築き上げてからの“タメ口”という順序は守った方がよさそうです」(テレビ誌ライター)
泉はあのちゃんよりも実に50歳も年上で、キャリアも大先輩。“オンエアをカット”ぐらいで済んだのはやはり幸運だったと言えるかもしれない。
(木村慎吾)