女性が活発に社会進出を果たしている昨今、同時に彼女たちのストレスも果てしないといわれている。現に、OLたちの切実な悩みの一つに「夜の寝酒がやめられない」という声があるのだ。彼女たちにとって、帰宅後ストレスがたまって疲れ切ったなか、唯一心を和ませてくれるのがお酒なのである。
「お酒があるから眠れる」という人もいるだろう。しかしそれは大きな勘違い。実際、寝酒を続けていて体調不良になっている人は意外に多いという。では、わかってはいるのに辞められないというひとのために、寝酒を辞める3つの方法を紹介しよう。
1.寝酒はかえって眠りの質を下げ、悪循環になることを知る
寝酒は飲んでいるときは眠くなるが、一定時間を超えると中途覚醒のリスクがある。よって熟睡できなくなり、朝目覚めたときもなんだか寝た気がせず、かえって疲労をためてしまい、日中の仕事のパフォーマンスを下げることにもなるのだ。こうして仕事のミスが多発すれば、ますますストレスに。悪循環になるだけなのである。
2.他の方法で眠気を促す
寝酒をする人は「酒でも飲まないと眠れない」という理由で飲んでいる人が多い。そこで、眠れない原因を寝る前の明るすぎる照明や、スマホやパソコンの光、あるいはカラダがリラックスモードになってないことなどのせいにして、それらを改善してみるのも一つの方法である。いずれにしても、他にもっと有意義な方法があることに目を向けることが大切だ。
3.昼に飲む
すぐにお酒をやめろといわれてもむずかしいだろう。そんなときは、平日はガマンして、休日の昼にお酒を飲んでみてはいかがだろうか。たとえば土曜日のお昼はお酒解禁の日と決めて、ゆっくり楽しむというのも建設的だ。
“寝酒の悪循環”のリスクを知って、賢くお酒や睡眠と向き合ってみよう。