フジテレビの月9がいよいよ危険水域に突入だ。Hey!Say!JUMPの山田涼介が主演するドラマ「カインとアベル」が、10月24日放送の第2話にて前回から微減の視聴率8.6%に沈没。早くも月9史上最低となる可能性が高まってきた。そんな危機にある同ドラマには、絶対に負けられないライバルがいるという。エンタメ誌のライターが説明する。
「それは『レンタル救世主』(日本テレビ系)です。こちらは日曜日22時半~の放送で普通なら月9と比較される枠ではないのですが、なにしろ主演がジャニーズWESTの藤井流星ですからね。月9が視聴率を落とす一方で、こちらは藤井人気もあってかそこそこ数字を稼いでおり、視聴率競争で月9に勝つという下剋上を達成する可能性も秘めています」
ちなみに「レンタル救世主」は初回放送で10.2%と2桁を達成しており、見方によってはすでに下剋上を達成した形だ。
そんな両ドラマの争いは、ジャニーズファンを二分する騒ぎにもなっているのである。エンタメ誌のライターが続ける。
「Hey!Say!JUMPとジャニーズWESTはCDデビューに7年もの差があるものの、バラエティ番組『リトルトーキョーライフ』(テレビ東京系)では週替わりでMCを務めるなど、実質的にはライバル関係にあるのです。しかも山田と藤井は同い年なので、お互いのライバル心は強烈なはず。ジャニーズ入所が2年早い山田のほうは、ドラマ対決で絶対に負けられないというプレッシャーをより強く感じていることでしょう」
そのライバル関係を良い方向に発揮してもらいたいものだが、月9史上ワーストに迫りつつある「カインとアベル」、そして視聴率が続落中の「レンタル救世主」とあって、低レベルの争いになってしまう恐れもありそうだ。
(金田麻有)