【記録更新で止まらぬ勢い】なにわ男子にまさかの大敵…「ビジュイイじゃん」と笑えない「実情」!
なにわ男子の最新シングル「HARD WORK」が発売初日で55.0万枚を売り上げて、「オリコンデイリーシングルランキング」(2月18日発表)で1位に輝いた。これまでの記録はデビューシングル「初心LOVE」で発売初日50.3万枚だったが、メジャーデビュー5周年となる今年早々に自己更新。幸先いいスタートを切った。
なにわは、2018年に関西ジャニーズJr.(現、関西ジュニア)内で結成された。略称・関ジュは当時、関東のジュニアに比べると圧倒的に人数と仕事量が少なく、レッスン場もなかった。先輩のジャニーズWEST(現、WEST.)が14年にデビュー、東京に進出してからは労働環境がさらに厳しくなったという。そんな不憫さに目を付けたのが、同じく関ジュ出身の関ジャニ∞(現、SUPER EIGHT)の大倉忠義だ。メンバーの横山裕らと名乗りを上げて、関西からスターを送り出そうとプロデュース業に着手。なにわに「キラキラの王道アイドル」路線、翌19年に結成されたAぇ! Groupに真逆の「ギラギラ硬派」なイメージを植え付けて、両グループをCDデビューに導いた。ちなみに大倉は2月に入ってプロデュースとしての才覚を初の著書「アイドル経営者」(講談社)でまとめると、週間で3.6万部を売り上げ。2月12日発表の「オリコン週間BOOKランキング」で3位、ジャンル別「ビジネス書」で1位を記録して、なにわともどもゲンがいい。
なにわに話を戻すと、新曲「HARD WORK」は、現在放映中のドラマ「横浜ネイバーズ」Season1(フジテレビ系)の主題歌。メンバーの大西流星がtimeleszの原嘉孝とW主演を務める人気作の楽曲に採択されたことが、好発進の理由だ。しかし、理由はそれだけではなさそう。一つにはドラマで大西が演じる役柄にある。小学生で事務所に入った大西は、関ジュの希望の星だった。24歳になった現在は、あざとくてかわいい“あざとかわいい”イメージをセルフプロデュースして成功。一方では、美肌と化粧に余念がないことから“美容男子”の異名も取り、その両テクでソロの仕事を獲得してきた。ところが、「横浜ネイバーズ」で演じる主人公・小柳龍一は父が溺死、母が行方不明で、大学に行かず、仕事もせずに怠惰で過ごす22歳。パブリックイメージと演じる役の相違が、いわゆる“ギャップ萌え”につながっている。
しかし、新曲好発進の「真の理由」はさらに別にありそうだ。
「ずばり、M!LKの存在です。偶然にも、最新曲のリリース日が同じだったんです。なにわはSTARTO ENTERTAINMENT所属の7人組で、同じ日に『爆裂愛してる/好きすぎて滅!』を発売したM!LKはスターダストプロモーション所属の5人組。STARTO社はジャニーズ事務所時代から、新曲の初登場1位が至上命題だけに、今回はなにふぁむ(なにわ男子のファンネーム)がいつにも増して推し活に尽力した。高記録は、その賜物だったのです」(古参のアイドルライター)
M!LKは昨年末の「NHK紅白歌合戦」に初出場して、歌唱楽曲のフレーズ「ビジュ、イイじゃん」は昨年大バズリ。STARTO社の大敵となっただけに、なにわも、なにふぁむも今回の新曲好発進に、まずはひと安心といったところか。
(北村ともこ)
