お笑い芸人・陣内智則が9月3日放送の「マルコポロリ!拡大SP」(関西テレビ)に出演し、元妻で女優・藤原紀香との交際から結婚、離婚後までを振り返っている。
この日は「陣内智則 祝・芸歴30周年SP」と題し、陣内をよく知るフットボールアワー・後藤輝基、ブラックマヨネーズら芸人仲間がスタジオに駆け付けた。陣内といえば、2007年に藤原と結婚し、世間を賑わせたが、09年に自身の不倫が原因で離婚。17年にはフジテレビ・松村未央アナと再婚し、現在は娘を育てる父親になっている。
そんな陣内が藤原と交際し始めた頃の様子について、後藤はタクシーで2人きりになった際、「彼女これやねん」と携帯の画面を見せられたと暴露。なお、番組内では「藤原紀香」の実名は出さず、テロップに「国民的女優」と表記する形だったが、藤原の話であることは疑いようもない。
携帯の画面を後藤に見せた瞬間の陣内は完璧なドヤ顔で「天下を獲った顔だった」といい、陣内本人も当時の心境を「(藤原との交際を)言いたくてしょうがなかったんでしょうね」と思い返した。
また、07年の離婚後、たまたま同じ新幹線にてバッタリ遭遇してしまったことがある“ニアミス事件”の話題に。2人が夫婦だった頃、新幹線の座る席は毎回同じシートを指定しており、その習慣がお互い離婚後も残っていたことから「ニアミス…というか、通路を挟んで隣の席」になったと陣内。ただ、何を話せばいいのかわからず、座席を移動するのも失礼だと感じ、動揺したまま気付けば2時間半が経過して目的地に到着したという。
「現在は藤原も歌舞伎俳優・片岡愛之助と結婚し、それぞれが家庭を持つ身となっているので、一部からはトークのネタとしている陣内へ『いつまでこのネタ続けるの?』との批判が出ています。ただ、それ以上に大量のツッコミが集まったのは藤原を『国民的女優』と表したことに対するものでした。これには視聴者からは、『藤原紀香さんって、代表作がないのに“国民的女優”なんですね』『ヒット作ないでしょ?』『藤原紀香って国民的女優なの?』などの指摘が上がり、『レオパレス21とバスロマンが代表作』とヤユする人もいました。藤原からすると、散々トークのダシに使われたあげく、視聴者からも冷ややかなツッコミを浴びるというもらい事故の格好になっていますね」(テレビ誌ライター)
離婚から16年が経過してもなお、そのインパクトからイジられ続ける陣内と藤原の電撃結婚。全国放送よりは目立たない関西ローカルで陣内がネタにしたのはせめてもの妻への気遣い?
(木村慎吾)