それはさすがに無理が…なかった! そんな声が日本中から届いていたようだ。
9月12日放送のNHK連続テレビ小説「らんまん」第117回に、乃木坂46の遠藤さくらが千歳役で登場。乃木坂メンバーの朝ドラ出演は前作「舞いあがれ!」の山下美月に続き、二人目となった。
遠藤が演じる千歳は、主人公・万太郎(神木隆之介)とヒロイン・寿恵子(浜辺美波)の次女。第92話で誕生しており、そこから25話を経て、あっという間に美しい少女へと成長していた。
そんな千歳の登場に、視聴者からは驚きの声があがっているという。その理由は母親を演じる浜辺美波との関係だ。
「浜辺は2000年8月29日生まれで、遠藤は2001年10月3日生まれ。わずか1歳差に過ぎない二人が同じ作品内で母娘を演じることには驚かざるを得ないでしょう。ちなみに寿恵子の母親・まつを演じる牧瀬里穂は51歳で、浜辺との28歳差はリアルな母娘さながら。それに比べると1歳差の浜辺×遠藤に母娘を演じさせるのは、いくらドラマだとしても異例ではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
この第117回では冒頭のナレーションで、時代が5年過ぎたことを説明。おそらく明治35年(1902年)を迎えており、万太郎や農科大学教授の波多野(前原滉)は頭に白いものが混じっていた。万太郎は文久2年(1862年)生まれゆえ、物語時点で40歳を迎えるところだ。
妻の寿恵子は万太郎より3歳年下の設定で、37歳。一方で遠藤が演じる千歳は16歳になるという。
「10月で22歳になる遠藤ですが、16歳の役はごく自然に受け止められるはず。23歳の浜辺も肌艶が良すぎるものの、待合茶屋の女将らしい貫禄を見事に醸し出しており、37歳だと言われればそう見えます。現実では1歳差の二人が21歳差の母娘を演じることに無理はなく、視聴者からは《こんな素敵な世界線があるとは…》と感心する声があがっています」(前出・テレビ誌ライター)
わずか1歳差の二人が、ごく自然に母娘を演じる。そんな浜辺と遠藤のコラボは今後、様々なドラマの配役に大きな影響を及ぼす可能性もありそうだ。