9月9日放送の「おかべろ」(関西テレビ)に、お笑いコンビ・さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)が出演。個人事務所で活動することになった経緯などを明かして反響を呼んでいる。
2013年3月に松竹芸能を退所した2人は当初、他の事務所へ移籍することを考えていたが、同年5月にスタートした「さらば青春の光ふぁいなる」(TOKYO MX)の企画で個人事務所「ザ・森東」を設立。森田は同番組終了後もそのままフリーで活動することを決意した一方、東ブクロは「さすがに無理やろ」と大手事務所への入所を望んだという。
しかも、吉本興業のトップであるダウンタウン・松本人志からの誘いも蹴った上での判断だったと告白。東ブクロは「当時、松本さんと飲ませていただいて。松本さんに『お前ら、吉本どうや?』って言われた。『松本さんに言っていただいてるよ? これは吉本行ったほうがええんちゃうか?』って、言ったんですけど、(森田は)突っぱねたんですよ」と、吉本移籍のチャンスを森田が断っていたと明かしている。
理由を聞かれた森田は「突っぱねたというか、松本さんが声をかけてくれたのはめっちゃ嬉しいですけど、これで吉本に行って良い感じになったとして、それを良く思わない人が絶対にいるじゃないですか。それはイヤやなと思った。下の人間からしたら『なんやねんアイツら』っていうのはきっとある。それはどの事務所に入ってもあるから」と説明。ただ、当初は「優しそう」で「全種類の芸人が売れている」との理由から、ウッチャンナンチャンらが在籍する「マセキ芸能社」への入所には心惹かれていたという。
「森田と東ブクロが松竹退所に至るまでには多少のイザコザがあり、フリーとなってからも東ブクロの女性スキャンダルが2度も発覚するなど、なかなかのトラブルメーカーな2人。それでもなお、バラエティ番組での需要が途切れないのは実力がある証拠ですが、個人事務所であることも大きいとする見方があり、ネットには『このコンビは個人事務所で正解だと思う』との声や、『吉本に迷惑をかけたくないから個人事務所。森田かっこいいやん』とする反応もありました」(テレビ誌ライター)
番組ではザ・森東の昨年の年商が約3億7000万円と紹介され、森田は慌てて「年収じゃなくて、年商ですから。思ってるほどウチは儲かってないです」と釈明。一方で、最近は、658万円の高級車・レンジローバーを購入したと明かしており、ザ・森東の好調ぶりを如実に物語っていると言えそうだ。
(木村慎吾)