9月10日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)に、お笑いコンビのガリットチュウが出演。メンバーの福島善成は、9月2日(日本時間3日)に米・ラスベガスで開催されたブラジリアン柔術世界大会「ワールドマスター柔術選手権」のマスター4青帯ライト級で優勝を成し遂げ、番組ではその話題に及んだ。
「福島が、『優勝』を報告すると、MCの東野幸治からは『世界チャンピオン史上いちばん盛り下がってるよ』といじられていました。この大会には俳優の岡田准一と玉木宏が参戦したことで福島は注目されず『今まで散々積み重ねてきたのに優勝しなきゃ絶対ニュースにならないなと思って』と、必死で戦ったことを明かしていました」(芸能ライター)
ちなみに、岡田は初戦で勝利を飾ったものの準々決勝でランキング2位の選手に敗退。玉木は2回戦で惜しくも判定負けとなった。
そもそも福島が柔術を始めたきっかけはコロナ禍だったという。
「福島は昨年出演した『ワイドナショー』で柔術を始めた理由について『ハマッたのはヒマだったからというのはあります。営業が全くなくなってましたから』と語っています。福島は同年2月に行われた全日本マスター柔術選手権に出場し、青帯ライト級で優勝。さらに5月に行われた東日本柔術選手権でも優勝しています」(週刊誌記者)
福島はもともと柔道2段で怪力自慢。過去に出演した「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジ系)の「ムダ・ベストテン」では、腕相撲でなかやまきんに君や小杉竜一(ブラックマヨネーズ)に勝っている。それだけでなく2019年に出演した「石橋貴明プレミアム」(AbemaTV)ではK-1チャンピオン・魔裟斗にも腕相撲で勝利しているのだ。
福島は、14年に反社会的勢力の忘年会に参加。“闇営業”を行ったとして19年に謹慎処分を受けているが、その復帰の際にも“怪力ネタ”を披露している。
「復帰の場となった東京・ルミネtheよしもとで行われた公演では、奈良県のマスコットキャラクター“せんとくん”に扮して登場。古い漫画雑誌を0.1秒で引き裂き『闇営業行ったら、こうなるからな』とコメント。会場からは笑いが起こりました」(前出・芸能ライター)
闇営業もお馴染みの怪力ネタで笑いに変えた福島。柔術の世界大会で優勝したことにより、この黒歴史は払拭された?
(窪田史朗)