10月30日、東京都都知事の小池百合子による政治塾「希望の塾」の開塾式が都内で行われた。およそ3000人の政治に関心のある老若男女が集ったが、その中でひときわ目をひいた人物がタレントのエド・はるみだった。
「テレビではあまり見なくなりましたがタレントを引退したわけではなく、現在は主に舞台などで活動しています。結婚もしたし、慶應義塾大学大学院のシステムデザイン・マネジメント研究科で学んでいて、生活はとても充実しているようです。政治にまで興味があるとは思いませんでしたが、専攻している内容は“暮らしやすい社会”ですから、この塾のテーマにも合っていますね」(女性誌ライター)
気になるのは将来、エドが議員に立候補するかどうかだ。先の見えない芸能人が、駆け込み寺のように政治の世界に名乗りを挙げ、知名度だけで当選してしまうケースは少なくない。
「マナー講師をしていたことは有名で、売れるまでに紆余曲折したエドさんは一般社会を知っています。そこが他のタレント議員とは違うかな。もしエドさんが政治についてもっと関心を深め、真面目に社会に尽くそうと思ってくれたとしたら、ひょっとしたら良い政治家になるかもしれませんよ」(前出・女性誌ライター)
「勉強しに来ただけ」と強調したエドだが、近いうちに新たな動きがあるかもしれない。
(笠松和美)