大手スポンサー企業による“ジャニーズ離れ”は、事務所の重鎮・木村拓哉にとっても他人事ではないようだ。
故ジャニー喜多川氏による性加害問題に揺れるジャニーズ事務所で、東山紀之新社長に代わる新たな“長男”となった形の木村だが来春放送予定の「教場」(フジテレビ系)のスペシャルドラマ撮影は暗礁に乗り上げているという。
「ジャニーズ事務所がジャニー氏の性加害を『事実』と認める謝罪会見の後、多くの企業がジャニーズタレントのCM起用に二の足を踏むようになり、それはスポンサーとなる民放の番組にも影響しているようです。『教場』も、本来なら10月上旬にクランクインし、その後は映画化や続編なども想定されていましたが、延期に。表向きフジテレビサイドは、『番組制作上のトラブル』だとしていましたが、24日に東スポが報じたところによれば、『教場』の撮影延期は『スポンサーのSTOP』があったことが原因で、コンプライアンスを意識した結果のようです。警察学校を舞台にした『教場』のスポンサーには、ジャニーズの性加害問題に厳しいスタンスを表明している大手企業が名を連ねています。さらに木村を巡っては、事務所の謝罪会見後に自身のインスタグラムから投稿したジャニー氏のモットーでもある『show must go on!(ショーは続けなければならない)』との文言と敬礼ポーズも大炎上。かつての“視聴率男”もさすがに、引かれているようでSNSでは『インスタのアレさえなければワンチャン…いや難しいか』『警察が舞台だし、ご本人のshow must go on!がダメ押しじゃないですかね。。』『黙ってればよかったのに…』などと指摘する声が出ていますね」(テレビ誌ライター)
いずれにしても、現在の状況が改善されない限り、「教場」は“go on!”できなくなる可能性が高そうだ。
(木村慎吾)