9月23日にオンエアスタートした「アキュラホーム」の新CMが注目されている。このCMには住宅展示場の熱血店長として相葉雅紀が出演しているのだ。
相葉は理想の住宅を求めるお客様の要望に応えようと奮闘する店長を演じている。9月22日にはテレビやラジオでおなじみの紀藤正樹弁護士が自身のX(旧ツイッター)を更新。相葉の新CM出演に関する報道に対し「性加害を容認しかねないということに無理解ですし、炎上利用なんでしょうか」と投稿。対するアキュラホームも同日に公式ホームページを更新。相葉を新CMに起用した理由として、同社のメインキャラクターである「キリン」と「相葉」の親和性を挙げ、9月7日に行われたジャニーズ事務所による性加害に対する初めての会見後には、いったん新CMを見送ったと説明。9月13日には「故ジャニー喜多川による性加害問題に関する被害補償及び再発防止策」の具体策が確認できたこと、9月14日には被害を訴える当事者の会が「取引を直ちに停止することを希望しない」として、スポンサー企業に対し、影響力を適正に行使し、再発防止や救済に向けて働きかけてほしいとする要請書を公表したこと、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」では、契約解除などは最終手段として示されていることなどを熟慮した結果の判断だと報告したのだ。
「ネット上で最も話題になっているのが、アキュラホーム側が『なによりも相葉雅紀さんの仕事に対する姿勢やお人柄も踏まえ、CMの放送を決定しました。もちろんこれで良いということではなく、タレントを起用した広告主という責任ある立場で、被害者の救済と再発防止に向けて、今後どのように事務所が取り組むか、弊社としても再発防止計画を改善することを求める要望を出し続けながら、万が一の場合の厳しい対処への覚悟を示すことが必須になると考えます』と公表したこと。これには『相葉くんとキリンの親和性、相葉くんのお人柄というフレーズに思わず納得してしまったわ笑』『炎上商法と言われるのもわかるけど、被害者側が取引停止を希望しないといってるんだからいいんじゃない?』『この決断が企業として世界中から白い眼を向けられることはわかってるようだから放っておけばいいじゃん』など、多くの意見が交わされています」(女性誌記者)
今年1月から相葉にオファーしていたとも明かしたアキュラホーム。この決断を非常識と受けとめるか、英断と受けとめるか。