成田凌主演ドラマ「転職の魔王様」(フジテレビ系)が9月25日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は5.5%。全話は5.04%で幕を閉じた。
今作は“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)が、転職希望者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させるお仕事ドラマ。
来栖が働く「シェパードキャリア」に、社長の姪・未谷千晴(小芝風花)が相談にやってくる。未谷は会社でパワハラに遭い、転職を希望していたが、シェパードキャリアで働くことになる。来栖のアシスタントとして働くうちに、未谷自身も仕事への姿勢の成長を遂げる。
視聴者からの感想としては「転職という現代人には切っても切れないテーマなので、毎回観ていました。よかったです」「よかったです。最後まで観たドラマでした」「成長していく未谷さんを見守りながら、自分を取り戻していく来栖さん、この2人のやり取りが好きでした」など、概ね好評だった。
「クランクアップ後に小芝は“妹が転職しました”と報告しました。小芝の作品をほとんど見ることのない妹さんが、今作だけは観たようで、その内容に感銘を受け、転職の決断に至ったようです。小芝は『この作品を見て、少なからず誰かの背中を押しているんだなって、改めて実感しました』と、妹さんのこともあって、感激ひとしおだったようです」(テレビ誌ライター)
現在の職場で悩んでいる人たちにとって、転職という道を指示したドラマとなったようだ。