お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が、“共演することすら申し訳ない”と萎縮してしまうほどの才能があると認めている芸人の名前を明かした。
9月24日放送「ひとりメシ」(テレビ東京系)に出演した斉藤は、「スゴいと思った芸人」との話題で「ロバートの秋山さん」と、同じトリオで大ボケを担当するロバート・秋山竜次を挙げた。
その具体的な“スゴさ”には「大喜利もできて、キャラクターもトークもコントも面白い。あの人には絶対になれない」と説明。「オレのことを褒めてくれるんだけど、レベルが違いすぎて…。オレなんかが共演するのが申し訳ないぐらい」とし、“別格”だと表現している。
また、相方・太田博久からは、過去に口喧嘩の延長で「お前は秋山さんにはなれねぇから!」と言われてしまったことがあると告白。これに斉藤は「でもそれは本音なんだろうな」と理解を示し、改めて秋山の存在を「見てきた中で1番スゴい」と称えていた。
「同じトリオで、コントを主戦場とする“憑依芸人”という共通点もあり、斉藤からすると、どうしても意識して憧れてしまうのが秋山なんでしょう。また、2021年12月放送の『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』(フジテレビ系)では、番組MCの面々からも、秋山の才能への賛辞が相次いでいました。人気若手芸人10人を対象に番組出演者6人(千鳥、かまいたち、博多華丸・大吉、秋山)の中で『誰の能力が欲しいか?』のランキング結果を予想する中、秋山以外の5人全員が秋山を1位にチョイス。驚く秋山に、千鳥の大悟が『芸人は全員、秋山に絶対に憧れがある』と語ると、相方のノブも『お前は自分が思ってるよりスゴいのよ』と絶賛。また、普段はゲストを“ディスる”役回りを演じるかまいたち・山内健司までもが『秋山さんはホンマ面白いだけなんで。その面白さはみんなが欲しいと思います』と背中を押していました。ランキング結果も皆の予想通り、秋山が1位に輝き、『その発想能力が欲しい』などのアンケート結果が紹介されています」(テレビ誌ライター)
斉藤自身も高い演技力を生かしたコント芸で異才を放つ実力派だが、“秋山が別次元”だというのは中堅のお笑い界隈ではもはや共通認識となっているようだ。
(木村慎吾)