秋の新ドラマとしてほかの連ドラより一足早くスタートした「パリピ孔明」(フジテレビ系)。向井理演じる現代の東京・渋谷に転生した諸葛孔明が、上白石萌歌演じる歌手を目指す月見英子と出会ったことから、孔明が英子の軍師となり、歌手としての成功へと導くというコメディ要素と音楽要素がてんこ盛りのサクセスストーリーだ。
9月27日の初回放送中からネット上では大反響。向井の「ひな人形みたい」と形容されるロングドレスのような「漢服」と「綸巾(かんきん)」または「諸葛巾」と呼ばれる独特な形をした高さのある帽子を身に着けた「孔明の姿」は、「背の高さと顔の小ささが強調されておかしいのにカッコイイ」と絶賛の声が続出。渋谷のクラブでバーテンダーとしてシェーカーを振るシーンに対しては「さすがバーテンダー歴6年ある向井だけあってサマになってる」とこれまた黄色い声援が相次いだ。
対する上白石演じる英子に対しては「金髪にした萌歌ちゃんかわいい!」「金髪が似合ってびっくり」といった声があがるものの「でも英子とはイメージが違う」と指摘する声が少なくない状態に。
「原作漫画や昨年アニメ化されている同作品の中で描かれた英子は、明るくて芯のあるギャルとして描かれていたため、上白石が演じる英子に色濃く漂う暗さに違和感を覚えている視聴者が多いようです。また、英子はクラブでバイトをしながらステージで歌うことも許されているという設定で、初回では1978年リリースの原田真二『タイム・トラベル』、1979年リリースの松原みき『真夜中のドア~stay with me』を披露しましたが、『萌歌の歌はクラブ向きじゃない。市民会館とかホール向き』『SuperflyとかAdoみたいなパンチのある歌声がイメージなんだけど』『シティポップがクラブでかかって踊れるのは重低音厚めにクラブアレンジされてるから。アイドルソングみたいなアレンジで萌歌の細い声で歌われても踊れない笑』など厳しい指摘がネット上にはあがっています」(女性誌記者)
中には「歌える20代女優は上白石姉妹だけみたいな風潮はどうかと思う」という書き込みも。2人以外に歌に挑む女優は現れるのか。