モデルでタレントの藤田ニコルが「減らす整形」と「足す整形」に対する持論を展開した。
9月30日放送のラジオ番組「藤田ニコルのあしたはにちようび」(TBSラジオ)の冒頭、藤田は共演者やSNSインフルエンサーの“美への意識”について「みんなちゃんとキレイにしてる。整形かわからないけど。いい意味で顔もいつの間にかキレイになってる」と切り出した。
また、自身の整形への考え方として「減らす事はやってきた。顔の脂肪を減らす注射とか。でも、顔にヒアルロン酸を入れたり、明確に(何かを)足す事はやったことない」とし、試したのは顔の脂肪溶解注射の類いのみだという。
ただ、現在は顔のほうれい線が気になり、ヒアルロン酸の注入を考慮しているというが「毎週月曜日に生放送あるから、これで、にこるんパンパンになったなとか言われたらできない」と仕事のスケジュールを理由に躊躇。続けて「英語でほうれい線は“Smile Line” (笑顔の線)って言うらしくて。ほうれい線っていうと自分の中でネガティブに聞こえるけど、Smile Lineってことは、いっぱい笑ってるからできてる可愛いシワなのでは?と思って、ポジティブに置き換えた」と、ほうれい線への見方を改めたことで、ヒアルロン酸を入れることはやめたという。
また、他にも整形をあきらめることができた“1番の理由”として、新婚ホヤホヤの夫で俳優・稲葉友からの「そのままでいいよ」との言葉を紹介。藤田は「それが全てだよね」と笑いながら振り返っていた。
「一連の整形にまつわる藤田のトークには、ネットから微妙な反応が上がっています。特に、他の女性芸能人の容姿を“整形かわからないけど、いつの間にかキレイになってる”と表現した点や、みずからは整形から距離を置いているとの“アピール”に加え、最後は夫から容姿を褒められたノロケと“自慢”でフィニッシュ。これには『そうやって“イジってないですよ”感を醸し出してるわけだ』『整形して綺麗になって荒れてる人へのマウント』『ずるい子供のように、まず他の家の話はいらんねん』などのリアクションを始め、『顔の脂肪を減らす注射は整形にはならないんですね?』『都合良い解釈だな』との指摘も飛び交っています。結局のところ、“私はあまりイジってないし、イジる必要も感じてません”という主張に聞こえ、これが嫌みやマウントという解釈に繋がってしまうのは仕方ないでしょう」(テレビ誌ライター)
女性にとっては整形は興味を惹くテーマであることは間違いないが、それだけに発言には細心の注意が必要なようだ。
(木村慎吾)