女優の趣里がヒロインを演じる朝ドラ「ブギウギ」(NHK)が10月2日にスタートした。主題歌「ハッピー・ブギ」が10月4日から配信リリースされる中、タイトルバックの映像にさまざまな声が寄せられている。
今回の朝ドラは、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」など数々の名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子がヒロイン・花田鈴子(趣里)のモデル。歌や踊りと持ち前の明るさで、傷ついた日本を明るく照らすヒューマンストーリーだ。
10月4日には服部隆之氏が作詞作曲を手掛け、EGO-WRAPPIN′の中納良恵、シンガーソングライターのさかいゆう、そして趣里が歌う主題歌「ハッピー・ブギ」と劇中にヒロインの鈴子が歌う「東京ブギウギ」がリリースされ注目される中、オープニング映像には「シュールでかっこいい映像」「スタイリッシュなオープニング」といった声が寄せられている一方で、「ブギウギのOP怖すぎる」「OP怖くて泣く孫」「“ガイコツ”が踊る‥‥こんな物を半年見せるのか」など、ドン引きのコメントも数多く書き込まれているのだ。
「オープニングの映像を手掛けるのは、JUJUやミスター・チルドレン、YOASOBI、三浦大知などのミュージックビデオを手掛ける映像作家の牧野惇氏。チェコのプラハ工芸美術大学を卒業後、東京芸術大学大学院映像研究科アニメーションコースを修了。これまでもNHKの番組のオープニング映像を数多く手掛けてきた新進気鋭の映像作家です」(テレビ誌ライター)
牧野氏本人はX(旧ツイッター)で「ロゴとタイトルバックを担当させて頂きました。今年はこれに命をかけて取り組みました。全てを出し切ったので、朝ドラのお仕事はこれが最後です! とても満足しています!」と自信のほどをのぞかせている。しかし、ガイコツの操り人形が踊っているように見える今作が、1日の始まりを告げる朝ドラのオープニングに相応しいかどうかは、意見が分かれるところだったのかもしれない。
(窪田史朗)