10月2日、ジャニーズ事務所が創業者による性加害問題を巡る2度目の記者会見を開いたのとほぼ同時刻に、元V6の岡田准一が退所を発表した。岡田は11月30日をもって同事務所を退所。今後は新事務所を立ち上げて活動することを表明した。
事務所の公式サイト「ジャニーズネット」では岡田の退所コメントを掲載。その中には「今回のことでファンの皆様、そしてお世話になっている関係者の皆様、これからお仕事をご一緒させていただく皆様に、ご迷惑やご心配をこれ以上おかけしたくない、そして、何よりモノづくりのクリエイティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない、という思いからの退所でございます」と退所理由をきちんと明言する言葉もあった。そのためネット上では「岡田の退所コメントがわかりやすくてよくわかった。これからも岡田を推します」「岡田くんがジャニーズを辞めても応援します。胸を張って応援できる報告をありがとう」など、ファンや世間が知りたいことを端的に語っているコメントに称賛の声があがっている。
「ファンや仕事関係者を大事にしていることがよくわかるコメントを公表した岡田ですが、心配する声として最も大きく広がったのが、岡田と『ひらかたパーク』との関係。大阪・枚方市出身の岡田は、2013年に『超ひらパー兄さん』として広告に登場。岡田を広告起用してから10周年となる今年4月には、パーク内に『岡田園長像』が設置されることになり、季節ごとに岡田の出演作品をパロディ化した“おめかし”を施した園長像は、おめかしを変更するたびに話題を呼んでいました。ひらかたパークは10月2日に『当社としては、いかなる性暴力も一切容認することはできないと考えている』とした上で、ジャニーズ事務所には『当社の考えを申し入れ済み』とJ-CASTニュースの取材に回答していましたが、翌3日には『岡田さんは地元貢献の思いが強く、恩義を感じている。10年間続いている信頼関係を大切にしたい』と共同通信が報じていますから、岡田はこのまま『超ひらパー兄さん』でいられる模様です」(女性誌記者)
ファンからは「ひらパー兄さん続行で安心した」「岡田さんとひらかたパークが両思いでよかった」「岡田くん継続。京阪ホールディングス様(※ひらかたパークの運営会社)ありがとうございます」など喜びの声があがっている岡田のひらパー兄さん続投のニュース。ぜひとも、笑える広告を今後もお願いしたいものだ。