ディーン・元気が完全復活だ。
10月4日、中国・杭州で開催されているアジア大会の、陸上競技・男子やり投げの決勝で、ディーン・元気ことディーン・ロドリック・元気選手が5投目に82メートル68センチのビッグスローをマークし、銅メダルを獲得した。
イギリス人の父親と日本人の母親を持つディーン選手。ドイツ人の父親、日本人の母親という同じくハーフの声優・タレントの木村昴に似たイケメン選手だ。
「ディーン選手が一躍注目を浴びたのは、2012年。ロンドン五輪の日本代表選考会を兼ねた第46回織田幹雄記念国際大会で84メートル28センチを投げ、当時の日本歴代2位と日本学生記録を作りました。溝口和洋氏が1989年に記録した87メートル60センチの日本記録をすぐにでも追い抜くのではと期待されましたが、12年のロンドン五輪では決勝に進むも79メートル95センチで10位に終わり、溝口氏の日本記録はその後も破られていません。ディーン選手はケガの影響などもあり、次第に名前を聞かなくなりました」(スポーツライター)
そのディーン選手、去る6月23日に更新されたタレント・森脇健児のYouTubeチャンネル「やる気!元気!森脇健児チャンネル」に出演。「僕も陸上競技ずっとやってますけど、投てきの人がいちばんやんちゃですね」との森脇の問いかけに、
「はい、間違いないですね。動物的なところがないと投げられないんじゃないかと僕はずっとそう思ってます」
2024年にはフランス・パリ五輪が開催される。野性味あふれるアスリート魂で、ディーン選手の活躍に注目したい。
(所ひで/YouTubeライター)