“新しい地図”の香取慎吾が3月12日、「『旅立ちの日に』歌ってみました。届きますように」とのメッセージとともに、自身のYouTubeチャンネルを更新した。
この曲は1991年当時、荒れていた生徒に対し「歌声の響く学校」を目指した埼玉県秩父市立影森中学校の小嶋登校長が作詞し、坂本浩美音楽教諭が作曲した合唱歌。07年にSMAPが出演したCMソングに起用されたのをきっかけに、小中高校の卒業式歌として広く知られ定番曲となった。
学校の体育館や教室でたたずみながら、静かに歌唱する香取。すると、香取扮するユーチューバーキャラ・しんごちんと、ゲーム実況動画キャラ・リトカ名人が現れ、それぞれが歌い始める。そして、最後のサビの部分は香取、しんごちん、リトカ名人の見事なコーラスでしめた。
この動画に対し視聴者からは「涙が出て止まらない‥‥慎吾くんの優しい包み込むような歌声に感動します」「優しい声が心に染みます。楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、いろんな思い出を持って新しい場所に旅立つたくさんの人に届きますように」などで聴く者を魅了したようだ。
「この曲は、CD発売はなく音楽配信のみですが、過去にSMAPが歌番組などで歌唱しています。視聴者からはコーラスの部分が『5人で歌っている姿が見える気がした』『今こそ5人で歌ってほしいと思うのは叶わぬ夢なんでしょうか。叶うといいなぁ』などSMAP復活を望む声は、今も残っています」(芸能記者)
3月6日には木村拓哉が自身のツアーで、反戦歌として知られるSMAPの「Triangle」を歌唱して大きな感動を呼んだばかり。今さらながらにSMAPの偉大さを再認識した人も多かったようだ。