これで待望論が盛り上がることもあるのだろうか。人気芸人のヒコロヒーが、投資トラブルを理由に松竹芸能を退所したTKO・木本武宏の事務所復帰を願ったという。
2022年7月に退所した木本は、6月放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)にて地上波に復帰。とはいえあくまでVTR出演であり、スタジオ収録や生放送に復帰できるのは当面先のことだろう。先に松竹芸能を退所した相方の木下隆行と共に「TKO」としてライブ活動も再開しているものの、松竹復帰の見込みはほぼゼロの状況だ。
そんな木本を巡り、松竹芸能での後輩にあたるヒコロヒーが、自身の出演番組で「TKOさんって居てくれたほうが良かったんや」「TKOさん、困ってますいま」と吐露。松竹芸能への復帰を願ったというのだから驚きだ。
「10月9日の『キョコロヒー』(テレビ朝日系)ではヒコロヒーが、後輩芸人の森本サイダーによる失礼な発言について説明。ヒコロヒーの驕りで食事したとき、森本は『イクラ不味くなかったですか?』と言い放ったのだとか。その発言に、同席していた他事務所の若手芸人が『先輩に奢ってもらう立場の時に言わないほうがいいですよ』と真正面から注意したそうです」(芸能ライター)
当のヒコロヒーは「私はそういうところ鈍感」だそうで、森本の発言をスルー。森本の人となりも良く知っていることから、さほど失礼にも感じなかったという。
しかし他事務所の若手芸人にしてみれば、先輩に対してありえないほど失礼な振る舞いに映っていたのは明らか。森本の発言をスルーするヒコロヒーの態度も不思議だったことだろう。
ヒコロヒー自身は森本の発言や態度をイヤだと感じなかったからこそ、注意をすることもなかったようだ。しかし芸人の先輩として、「そういう発言をしたら(相手が)イヤな想いをするよということも教えていかないとならない」と自問自答。彼女のなかにはかなりの葛藤があるようだ。
「その流れで、TKOが居てくれたほうがよかったと語ったヒコロヒー。さらには『定期的に戻ってきて、セミナーかなんか開いていただけると』と、カメラに向かって頭を下げていました。TKO木本の説教癖は有名で、ネタとしてイジられるほどしつこい説教だった一方で、松竹芸能としては先輩の重しがなくなった形になっているのかもしれません」(前出・芸能ライター)
さすがに事務所への再所属はなさそうだが、若手芸人に上下関係をレクチャーする講師として、木本の復帰はあり得るかも!?