これはさすがにヤバいだろう…。多くの視聴者もそう思っていたようだ。
10月9日放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)では、人気企画の「いじわる返し」開催。そのロケ収録において著名芸能人の妹に、番組側が迷惑を掛けてしまったことが明らかになった。
今回はお笑いコンビ「太陽の小町」のつるが、子役たちにいじわる返しを伝授。ここで子役兄弟として登場したのは俳優の鈴木福(19)を兄に持つ夢(17)、楽(10)、誉(7)の3人だ。
人気子役たちの登場に番組MCのヒコロヒーと日向坂46・齊藤京子は「おおっ」と驚きと感心の入り混じった声で反応。「大きなったね、みんな」というヒコロヒーの感想には、視聴者もうなずいていたことだろう。
ここで長女の夢は、子役が受けがちないじわるを告白。テストの日に仕事が入って休むことになった時、友達から「テスト受けなくていいって良いよね」と言われることがイヤだと明かしていた。
休みたくて休んでいるわけじゃないのに、グサッとくるときがあると語る夢。その言葉にヒコロヒーや齊藤も納得するなか、今回の番組出演が夢に対して迷惑を掛けていたことが発覚したのである。
「太陽の小町・つるが夢に『行事とかも休まないといけないことあるんですか?』と訊ねたところ、夢からは『今日も文化祭だったんですよ』と驚きの答えが。これにはVTRを観ていたヒコロヒーと齊藤も目を見開いて『ええっ!?』と驚愕していました。どうやら夢は高校の文化祭を早退してロケ収録に臨んでいたらしく、ヒコロヒーも『文化祭早退するような仕事ではない!』と同情していたのです」(テレビ誌ライター)
売れっ子のヒコロヒーや齊藤のスケジュールに合わせる必要のあるスタジオ収録にゲスト出演するならともかく、取材される夢の都合に合わせられるはずのロケ収録で文化祭を早退させるとは、視聴者も<これは制作側が悪い>と思ったに違いないだろう。
ロケVTRではつる自身、「何時でもよかった」とスタッフの側を見ながら慌てた表情に。たしかに夢の告白を聞いてしまったら、スケジュール管理に関わっていないつるでさえ、バツの悪い思いをしたはずだ。
「夢の告白にヒコロヒーは、両手を合わせながら『ちょっと~、やめてやめて! ゴメンゴメン!』とガチな様子で謝罪。やさぐれキャラの彼女がこんなに謝る姿を見ることはめったにありません。やはり『文化祭を早退』というパワーワードには大きく慌てざるをえなかったようです」(前出・テレビ誌ライター)
あまりにもつるが心配していたからか、夢は「(文化祭で)やることはやってきました」とフォローしていた。よもや取材相手に気を遣わせてしまうとは、「キョコロヒー」制作陣には猛省が求められるところではないだろうか。