お笑い芸人という肩書きを捨て、絵本作家としての活動が目覚しいお笑いコンビ、キングコングの西野亮廣。最新刊「えんとつ町のプペル」も好調で、ネットでは「100万部突破」との言葉が躍って話題になっている。しかし‥‥。
「アマゾンのランキングでも1位を続けていて、確かに話題作ですが、まだ100万部突破はしていません。現在のところ6万部ほどで、100万部を言い出したのは西野自身です。公式ブログに書いていますが、なんでも米国の『ワシントンポスト』に、SNSのリンクを調査したところ、リツイートやコメントを書いている人の59%が元記事のリンク先をクリックしておらず、タイトルだけを見て判断し、情報を拡散しているという記事があったのです。そのことを知った西野が、自分の絵本の100万部突破を目指すために“100万部突破”をうたって情報を拡散してもらい、さらに購入につなげて実際に100万部を目指そうと考えた作戦なんです。実際、ブログのタイトルに載せただけで、情報が拡散し始めていると書いていました」(女性誌記者)
なんとも人騒がせな感のあるブログタイトルだが、確かにタイトルだけで踊ってしまうほうにも問題はありそうだ。
(伊藤その子)