お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太がカジサック名義で運営しているYouTubeチャンネル「カジサックKAJISAC」の10月15日配信回に、ピン芸人のウエスPが出演。世界を股にかけて活躍中なのだが、ウエスPについてウェブライターが言う。
「今年、ピン芸人のとにかく明るい安村がイギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出演して話題となりましたが、ウエスPは、2018年、フランスのテレビ番組『La france a un incroyable talent』で決勝に残った実績を持ちます。出演に至った経緯は、自身のSNSに、一糸まとわぬ体の上に布を乗せ、その上にティーカップを置いてテーブルクロス引きを行なう動画を投稿したところ、海外での反響が大きく、オファーされたんです。結果、ウエスPのYouTubeチャンネル『ウエスP‐Mr Uekusa‐Wes‐P』の登録者数も上々です。カジサックのYouTubeチャンネルに出演した時のウエスPの登録者数は245万人。梶原のチャンネルは244万人であり、『抜かれた!』と梶原が大袈裟に声をあげたのですが、その後、ウエスPのチャンネル登録者数は270万人にも伸びているんです」(ウェブライター)
このウエスPのチャンネルには、独特の傾向があるようだ。
「通常、数百万人も登録者がいるチャンネルであれば、バズリ回が存在するものです。梶原であれば、相方の西野亮廣をゲストに迎えた19年6月28日の回は視聴回数1000万回超えを達成。しかし、ウエスPのチャンネルでもっとも視聴回数を稼いだのは、17年8月4日の回で、わずか19万回。得意のテーブルクロス引きを掃除機の吸引力を使って行うといった内容でした。コメント欄には英語が散見されますので、日本人以上に海外での関心が高いのかもしれません」
とにかく明るい安村、ウエスP、ともに言葉の壁を越えた立派なエンターテイナーだが、海外の人にはくれぐれも「日本には“マッパ芸”しかない」と思わないでいただきたいものだ。
(所ひで/YouTubeライター)