「うちの家族、から揚げだと本当によく食べるんだけど、野菜の副菜は全然食べてくれない……」ということはありませんか?
好んで食べる料理がある場合は、同じ味付けで苦手な食材などを調理すると、食べるハードルも下げやすくなります。次のような“肉じゃない”から揚げも楽しんではいかがでしょうか。
■ブロッコリーのから揚げ
鶏肉のから揚げと同様の下味をつけて10分以上置いてから、片栗粉をまぶして180℃の油で揚げましょう。2~3分でこんがりと焼き色がつきます。下茹でをせずに調理ができるので、鶏肉のから揚げと一緒に下準備をすれば調理の手間を削減できます。鶏肉のからあげと同じ味付けの衣にすることで、お肉感覚でいただけますよ。
■ピーマン・パプリカのから揚げ
ピーマンとパプリカをくし切りにして鶏肉のから揚げと同様の下味に10分ほど馴染ませたら、片栗粉をまぶして180℃の油で揚げましょう。鶏肉のから揚げ皿をカラフルに彩りたいときにもよいですね。火の通りが早いので、あっという間に追加の1品が完成しますよ。先に紹介したブロッコリーのから揚げと同じ工程で作ることができるので、両方作るのも手軽です。
■野菜やきのこの揚げ物
かぼちゃやサツマイモ、アスパラガス、オクラ、ズッキーニなど、お好みの野菜を薄切りにして、麺つゆと鶏がらスープの素、すりおろしにんにくで下味をつけて10分ほど馴染ませます。片栗粉をまぶし、少なめの油で揚げ焼きにしましょう。しめじやまいたけ、しいたけなどのきのこ類も食べやすい大きさにカットし、同様に揚げ焼きに。そのままでもサクサク感を楽しめますが、粗塩などで味の変化を楽しむのもオススメですよ。
毎回から揚げでは脂質が多くなってしまいますが、野菜やきのこを楽しむ第一歩として、また、鶏肉のから揚げを食べ過ぎないようにバランスを整える一手としてもオススメです。から揚げで、野菜の美味しさを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)