世界的な人気歌手のレディー・ガガが最新アルバムのプロモーションで来日。11月4日には「NEWS ZERO」(日本テレビ系)に生出演し、その様子があまりに自然すぎると話題になっている。黒系のシックなスーツに身を包んだガガは、番組の冒頭で司会者の村尾信尚らとともに深々とお辞儀。カメラ目線でほほ笑む様子は、ラルフ鈴木や市川紗椰のようなハーフ系キャスターかと勘違いしそうなほど、しっくりとハマっていた。
ところがここでのインタビューがお粗末だったと、ガガファンの不興を買っているのである。その内容は村尾が「およそ2年ぶりの来日ですけど、久しぶりの日本はいかがですか?」と訊いたものだが、ガガの答えに対する通訳があまりに雑だったというのだ。テレビ誌のライターがあきれ顔で説明する。
「この質問にガガは、それなりの長文で回答。ところが通訳は、『2年ぶりに日本に戻ってこれて嬉しいです』との一文にまとめてしまったのです。しかもガガ自身は“2年ぶり”とは口にしていない有様。もはや、台本にそう書いてあったのではと疑うほどの適当な訳と言わざるを得ませんね」
ちなみにガガがしゃべった全文は以下の通り。この回答から、先ほどの日本語にどうやって“超訳”するのか、たしかに謎である。せっかく世界の大物をゲストに呼んだからには、しっかりと内容のあるインタビューをお願いしたいものだ。
【レディー・ガガの回答】
I love to be here, I’m so happy to be back. It’s amazing, and I miss my fans. Thank you for having me here on this show, such an honor.
日本が大好きで、戻ってこれてとても嬉しいです。本当に素晴らしいことですし、私のファンに会えなくて寂しかったです。この番組に呼んでいただき有難うございます。とても光栄です。
(金田麻有)