水谷豊主演ドラマ「相棒 season22」(テレビ朝日系)の第2話が10月25日に放送され、世帯平均視聴率は初回から0.3ポイントアップの12.8%を記録した。
新シーズンの始まりは、2週にわたって放送されたスペシャル版。今回は、カルト教団と政治家と公安の闇に迫るというものだった。ラストシーンでは、内閣情報調査室内閣情報官の社美彌子(仲間由紀恵)と杉下右京(水谷)が対峙。杉下は「あなたには失望しました」と言い放つ。ところが、社は「組織ってそう簡単じゃないのよ。離れ小島の特命係にはわからないだろうけど」と皮肉で返す。
さらに「警察官のトップに立ってこそ、この国を真の意味で守れる」という社に杉下は「あなたがやらないなら、我々でやります」と決別宣言をするのだった…。
視聴者の感想としては「新シーズン、テンポがよく面白かった」「内容が以前のように面白くなくても、相棒見ると落ち着く」「右京さんブチ切れ」「今シーズンも波乱の幕開けって感じ」「特命係、暴れてくれ」など、概ね好評のようだ。
「マンネリとの酷評もありますが、やはり杉下と亀山コンビには根強いファンがついていますね。視聴者の年齢層が上がったとか、以前に比べて視聴率が下がったなどと言われていますが、このドラマシリーズは午後帯の再放送でも安定してゴールデン帯のドラマ並みの高視聴率をキープしており、テレビ朝日にとってはドル箱なんです」(テレビ誌ライター)
第3話は、人気ゲストキャラクターの1人、原田龍二演じる特命係“第3の男”陣川公平が登場。女に惚れっぽい陣川が、今回はどんな難問を特命係に持ち込むのか、楽しみだ。