スタート直後は視聴率も心配されたものの、近頃は好調のNHK朝ドラ「べっぴんさん」。その番組の中で今、注目を集めている女優がいる。ヒロインの姉・ゆり役を好演する蓮佛美沙子だ。
「彼女は2006年に映画『犬神家の一族』でデビュー。その翌年、大林宣彦監督の『転校生-さよならあなた-』で映画初主演、複数の映画祭新人賞に輝いた逸材です。決して正統派の美人ではないですが、演技力には定評があります。大林監督に『20年に一度の逸材』と絶賛されています」(映画誌ライター)
映画「転校生」は、大林監督によってリメイクされた名作だが、この作品の中で蓮佛はアンダーウェア姿も披露している。
「男の子と女の子が入れ替わり、鏡で自分のアンダーウェア姿をしげしげと見つめたり、ホックを四苦八苦して留めるシーンは必見です。胸も豊かではありませんが、小ぶりで形が良さそうでした」(前出・映画誌ライター)
そんな蓮佛は、ジャニーズのタレントとの共演が多いことでも知られる。
「キムタク主演の『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!?』(フジテレビ系)では、キムタクの恋人役、TOKIO松岡昌宏主演ドラマ『潜入探偵トカゲ』(TBS系)でもヒロイン役を演じるなど、若手なのにジャニーズドラマには欠かせない女優として存在感を発揮しています」(テレビ関係者)
実はこれには、あるカラクリがあるという。
「ソニー・ミュージックアーティスツ所属の蓮佛ですが、実は彼女のマネージャーは長年ソニーで近藤真彦を担当していた関係で、ジャニーズ側も事務所の功労者であるマッチの担当者には頭が上がらないのが実情のようです。ジャニーズ側に押されたら、テレビ局側も断れない。蓮佛にはこういった裏事情があるようですね」(前出・テレビ関係者)
演技力と芸能界の力学を武器に、蓮佛の快進撃は止まりそうにない。