昨年10月、沢村一樹の姪であることを明かした野村麻純。10月17日放送の「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)第2話では、夫のほかに「セカンドパートナー」が10人もいる不破倫子、10月27日放送の「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)第3話では、離婚係争で親権を主張しているものの飲食店で接客をする男性にうつつを抜かし、子育て放棄気味の樋口明乃を好演。ミツカンの「味ぽん」のCMでは水と味ぽんのみで簡単に作れる「鶏のさっぱり煮」を夫と子どもにふるまうお母さんを演じているあの女優だ。
ドラマ好きの間では2011年放送の宮藤官九郎脚本ドラマ「11人もいる!」(テレ朝系)で、事務所の先輩である広末涼子、有村架純と共演し、神木隆之介演じる主人公の一男のバイト先の先輩で、恋愛関係はなかったものの一男の初体験相手であり、その1回で妊娠し、一男の妻になった鈴木ソアラを鮮烈に演じた。そのため、「ソアラちゃん」と呼ばれ、演技力には定評のある野村。しかし、ここまで「貞操観念が薄い女性」ばかりを演じていることに、一部では「ヒロスエの影響」が指摘されているようだ。
野村が所属する「フラーム」は広末の個人事務所として始まり、稼ぎ頭といえば広末だったことは言うまでもない。そんな広末に「ヨゴレ役」を事務所がやらせたくないと考えることは当然で、いわゆる「ヒロスエのバーター」としてねじ込まれていた野村が、ヨゴレ役を引き受けていたことは必然とも言える。さらに広末は料理人の鳥羽周作との不倫報道により今年6月から事務所から無期限謹慎処分。今度は各所に迷惑をかけた広末の尻拭いをするべく、野村はヨゴレ役を演じているのではないかと、ネット上では指摘する声があがっているのだ。
「2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』では、吉高由里子演じる主人公の紫式部(まひろ)の友人・さわを演じることが決まっていますが、実は紫式部の父・為時(岸谷五朗)が世話をする女性の、以前の結婚で生まれた娘で、愛情に飢えているという設定ですから、またしてもヨゴレ役になりそうな予感がします」(女性誌記者)
NHK大河出演で、名前を覚えてもらえるようになるか。