「貯金に必死になってしまうと日々を楽しめない」「頑張らないといけないと思うと続かない」と悩んでいませんか?
いきなり大金を貯めようと無理な計画を立てたり節約し過ぎて苦しくなったりすると、貯金そのものが嫌になってしまいます。そうならないためにも、まとまったお金を貯める第一歩として、次のような“ちりつも貯金”を始めてみてはいかがでしょうか。
■おつり貯金
おつりで受け取った小銭は、自宅に帰ったら貯金箱へ。たったこれだけですが、財布が小銭だらけにならず、持ち物をスッキリさせるのにもうってつけです。500円玉だけは財布に残してそれ以外の小銭を貯金する、500円と100円は貯金せずに……と、貯金額を低額に設定してもいいでしょう。減っても差し支えない金額で進めることで、痛手なく続けることができますよ。
■節約貯金
「1日に使うお金を200円だけ減らそう」などと、無理のないちょっとした節約金額を決めて出かける前に貯金箱へ。1日の予算が1000円で200円節約することにしたとしたら、出かける前に200円を貯金箱へ入れて800円でその日を過ごすことにするということです。いつも買っているお菓子を1つ減らして100円節約、コンビニではなくスーパーで食事を買って200円節約など、無理なく減らせる支出を設定して節約分を貯めていきましょう。
■割引貯金
20円引きシールが貼ってあるおにぎりを買ったら20円貯金する、30%オフで洋服を購入したら30%分を貯金するというように、定価より安く購入した際に値下げ分だけ貯金に回していきます。安く買えてお得になった分が貯金として自分の元に返って来ると、お得な気持ちを2度3度と味わうことができますよ。
すぐに実践できそうなものを1つ選んで始めてみるのもいいですし、普段はおつり貯金を、たまには目標を決めて節約貯金を、欲しいものが安く手に入ったときには割引貯金をと、状況に応じて方法を組み合わせるのもいいでしょう。
1回の貯金は数十円~数百円でも、毎日続ければ1ヵ月でまとまった金額になることもありますし、数ヵ月続ければ貯金をしている実感も得られるでしょう。また、数ヵ月に1回、ちょっとしたおこづかいを自分にあげたい場合などにもオススメですよ。
(Nao Kiyota)