大みそか恒例の「紅白歌合戦」。第74回となることしの出場歌手が11月13日、発表された。注目された、故・ジャニー喜多川氏の性加害に揺れる「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)のタレントは選出されなかった。
この発表に対しネット上には「ジャニ系が出ないのはいいことだと思う」「おそらく今年だけの流れになりそうですが、旧ジャニーズ勢の参加がないのは仕方のないことだと思います」など支持する声があがった。一方、K-POP男性グループの「Stray Kids」と「SEVENTEEN」が初出場となったため「日本の歌手を出してほしかった」「男性演歌勢にもっと力を入れてほしかった」などの意見もあった。
「NHKの稲葉延雄会長は9月の定例会見で、旧ジャニーズ事務所所属タレントへの新規の出演依頼を当面行わないと述べ、紅白も同様だと話していました。今回の発表は、その言葉通りになったということです」(芸能記者)
しかし、SMILE-UP.のタレントは、紅白に出場する、しないは、それほど影響がないという。
「例えば、演歌歌手なら紅白出場となれば、翌年からの出演料や営業実績が格段に伸びるなどの影響があります。ですが、SMILE-UP.のタレントには、さほど影響はないでしょう。現段階で正式発表はありませんが、カウントダウンコンサートを開催及び配信されれば、そちらのほうが紅白よりもファンは楽しみなのではないでしょうか」(前出・芸能記者)
紅組側では、旧ジャニーズ不在の穴を埋めるために出場説が高まっていたラスボスの小林幸子の名前がなく、ファンはガッカリしたことだろう。