「平日は仕事で忙しく、休日になると疲れていつもより遅くまで寝てしまい、起きられる気がしない……」という人も多いのではないでしょうか。休みの日に思いっ切りゴロゴロしていても疲れが取れないのは、実は“体を動かしていない”からなのです。
■ただのんびりしているだけでは疲れは取れない!?
疲れを取るための休養と聞くと、布団の中でずっと寝ていたり、外に出ずゴロゴロして1日を過ごしたりすると考えがちですよね。ですが、実際にはデスクワークなどで疲れている場合には体のあらゆる部分が硬くなっているため、のんびり過ごすだけでは疲れは取れません。
疲れを取るためには、血行をよくして筋肉のコリをほぐし、栄養を全身に行き渡らせる必要があるのです。
■疲れを取るためのアクティブレストとは?
そこでオススメなのが、「アクティブレスト」という休息の方法です。これは、軽く運動して体を動かすことで血行をよくし、疲労物質の排出を促す方法です。
運動といっても、難しく激しいものでなくて大丈夫です。例えば、アクティブレストには10分間のウォーキングやジョギング、水の中でのウォーキングなどがありますから、心拍数があまり上がらなくてもできるものを選んでみてください。
■アクティブレストは脳疲労にも効果あり?
最近では、スマートフォンやパソコンの見過ぎで脳の疲労がたまっている人も多いと思います。アクティブレストの最中は運動に集中することになるので、頭を休ませることができて脳疲労も軽減できます。
できれば、アクティブレスト中はスマホを持ち歩かない、持っていても見ないと決めるようにしてください。
軽い運動のもたらす効果は絶大です。休みの日に家から一歩も出ずにゴロゴロしていても、疲労はたまるばかり。休日明けからスッキリ仕事をするためにも、アクティブレストを試してみてはいかがでしょう。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。