“バラエティー女王”になる日も近い?日向坂46・佐々木久美が「蛙化」の経験を聞かれ、センスの光る回答でスタジオを沸かせている。
佐々木が思わずニヤリと満足した“ドヤ顔“を見せたのは、11月18日放送「ニッポン人の頭の中」(日本テレビ系)でのこと。ネットやSNSの検索データを取り上げ、様々なランキング結果が紹介される中、「デート中の蛙化現象」にまつわる話題となった。
ちなみに、「蛙化」とは、好きな男性のふとした仕草や言動で気持ちが一気に冷めてしまう感情の変化を表した言葉。グリム童話の「カエルの王さま」が由来で、恋愛における心変わりがもともとの意味だったそうだが、それはともかく、SNSでは、主にフードコートや食事の席での振る舞いで「蛙化」する女性が多いとの傾向があるというが、佐々木自身、「蛙化したことはあるのか?」との質問を受けた。
これに「(お菓子の)『1本満足バー』ってあるじゃないですか? あれを2本買っている方を見た時は…」と答え、スタジオが爆笑に包まれた。手軽な栄養補給を売りとする「1本満足バー」の複数買いがお気に召さないようで、お笑いコンビ・さらば青春の光・森田哲矢からは「ええやん!1本で満足できへんかったんや!」と突っ込まれると、くりぃむしちゅー・有田哲平も「いいよ!別に。一気に食うかどうかわかんないじゃん」と指摘。
それでも佐々木は「『1本満足』っていう商品名なのに、2本買うんだ…っていう」と続け、共演者のモデル・高橋ユウ、山之内すずらも、その答えに終始爆笑していた。
「日向坂46でキャプテンを務める佐々木は、その視野の広さから、番組でMCの大役を任されることも多く、器用なバラエティーでの立ち回りや頭の回転の速さは、NMB48・渋谷凪咲に勝るとも劣らない実力者。『アイドル界No.1のお笑い好き』とも評され、オードリーや霜降り明星、ハライチのラジオ番組を愛する大ファンでもあります。番組のトークは、好きな男性の存在を前提とした『蛙化』がテーマですから、“恋愛禁止ルール”が敷かれた日向坂46の主将としては答えるのが難しい話題だったはず。そこを“アイドルなので…”と回避するのではなく、巧みな着眼点を感じさせるトークで盛り上げ、SNSには『バラエティセンス、エグいな笑』『もってるなぁ~笑』『ツッコむ余地を敢えて残した絶妙なチョイス』との絶賛がズラリ。また、共演者の爆笑を見た際の嬉しそうな“ドヤ顔”にも『“よし、ウケた”って感じの顔してるの可愛い』と面白がる反応がありました」(テレビ誌ライター)
11月21日に、不定期に放送される内村光良司会の知的教養バラエティ「四大化計画 〜世界は3つで語れない〜」(NHK)にも、『激ヤバ!人類に恩恵を与えた「体をはった偉人」たち』なるテーマのもとでなされたプレゼンをジャッジする審議員として出演する佐々木。絶妙に恋愛の生々しい話に触れないあたりが、男性ファンにとっても“満足”な佐々木の蛙化エピソードだったのではないだろうか。
(木村慎吾)